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2013.08.09

京都・洛南 蓮2013 ~三室戸寺 7.27~

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少し前になりますが、平成25年7月27日の三室戸寺です。この日は本堂前の広場で、蓮が見頃を迎えていました。

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三室戸寺に来るのは、実は初めてです。京都市内とは逆方向になるので、これまで足が向かなかったのですよ。

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でも、来てみて良かったです。さすがに花の寺として名高いだけあって、綺麗な蓮に出会えましたよ。

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三室戸寺は770年に創建されたとされますから、奈良時代の末期に建てられた古寺という事になりますね。宮中に射し込んだ霊光の元をたどり、そこにあった千手観音を御本尊として祀った事が始まりと言われます。

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はじめは光仁天皇の御室をここに移した事から御室戸寺と呼ばれました。その後、花山天皇、白河天皇がこの地に離宮を建てられ、三度離宮となった事から三室戸寺と改めたとされています。

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今は西国観音霊場十番の札所として知られていますが、本山修験宗の別格本山とまでは知りませんでした。ここは聖護院と同じく、山伏の寺なのですね。

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そのせいなのでしょうか、現世利益に溢れた寺の様に感じました。境内には狛蛇、狛兔、狛牛があって、干支ネタを拾うにも良い場所かなとも思いますね。

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紫陽花は既に切り戻されていて見るべきものは無かったのですが、ツツジの大刈り込みは見事でした。来年はツツジと紫陽花の季節にも来てみたいです。きっとさぞかし美しい景色なのでしょうね。

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コメント

なおくんが三室戸寺初めてとは意外でした!

こちらは最近、ぞくぞくと干支ものが増えておりますヾ(^^;)

投稿: Milk | 2013.08.10 14:41

Milkさん、

ここに限らず、まだ行っていない有名処は幾つもありますよ。
逆に言えば、それだけ楽しみが残っているという事でもありますね。

干支はやはり正月の参拝者狙いなのかな。
大豊神社や岡崎神社という成功例があるものなあ。
ブロガーとしては、ネタ拾いの場所になるのは有り難いですよね。

投稿: なおくん | 2013.08.10 17:38

三室戸寺初めてでらっしゃったとは私も驚きました。

ここは参拝者を喜ばせる工夫がすごいですよね(笑)
私は紅葉期と、ツツジと紫陽花の時季にそれぞれ複数回行ったことがあります。
特に山一面のツツジ大群生はテンション上がりますよ~。
今年も紫陽花を見に6月に行ってきました。運よくハスも若干咲いてまして。

あ、そうか、狛兎だのヘビのおじいちゃんだのは干支グッズだったのですね。

投稿: まきぼう | 2013.08.12 02:40

まきぼうさん、

京都には足繁く通っていますが、全てを回りきったという訳ではありません。
それに行けていない祭りやイベントも沢山あって、
まだまだこれからですね。

ここのツツジの大刈り込みには驚きました。
あれが全て咲き誇っていたら、さぞかし見事な景観なのでしょう。
来年は是非盛りの時に訪れたいものだと思っています。

干支グッズは、お寺の狙いが透けて見えるようで可笑しかったのですが、
話題作りとしては面白いですね。
十二支全部を揃えるつもりなのか、これから先が見物だと思っています。

投稿: なおくん | 2013.08.12 07:54

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