京都・洛中 京の七夕2013 ~堀川会場 その2~
堀川会場の前半の目玉が光の友禅流しなら、後半の一押しは光の天の川ですね。ある意味、京の七夕のシンボル的存在と言っても良いのかも知れません。
光の天の川は、通路の天井をドーム状に覆ったLEDの電飾が音楽と共に明滅を繰り返すのですが、時折流れ星が流れたりしてとても綺麗なものですよ。以前は白一色だったのですが、今年は青色が加わり、よりカラフルになりました。
通路沿いには光と竹のアート作品31点が展示されています。京都私立芸術大学の学生による作品だそうですが、なかなか面白いものもありました。そういうところには人が集まるので、やはり渋滞の原因となるのですけどね。
光の天の川を過ぎるとメッセージ行灯が現れます。これは京都に縁のある著名人が寄せたメッセージを書いた行灯で、22基が通路を明るく照らしていました。このあたりは道幅が広くなっており、余裕を持って歩く事が出来ましたよ。
さらに進んでいくと願い七夕のコーナーにたどり着きます。願い事を書いた短冊を吊した笹飾りが如何にも七夕らしくて良い感じでした。
この短冊を画いたのは地域の子供達だそうで、子供らしい可愛い願い事が多かったですね。
戻り橋まで来ると通路はずっと広くなり、いこいの広場となっています。ここには案内所のほか、ジュースやビールを売る売店、ノンアルコール飲料の試飲コーナーなどがありました。絶えず水路を流れているいのり星もここから流すのですね。京都の水道水とミネラルウォーターを飲み比べる利き水コーナーなんていうのもありましたよ。
写真は日本三大つるし飾りの展示で、東伊豆町の吊るし雛飾り、酒田市の傘福、柳川市のさげもんが飾られていました。本来ひな祭りに飾るもので、七夕とどういう関係があるのかは判りませんが、京都でも三月に法住寺でつり雛展が行われているので、私的には興味深い展示でした。
一条通から先では、青のLEDで水路を覆った光の小川という展示が綺麗でしたよ。
堀川会場は狭い場所に大勢の人が集まるので、渋滞覚悟で行って下さい。綺麗な展示が多いので行くだけの価値はありますが、蒸し暑い中人混みに揉まれるので、相当に疲れます。ですので、体調が悪い人は避けた方無難ですよ。特にこの週末は大混雑となる事でしょう。体調に気をつけつつ、マナーを守って楽しんできて下さい。
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コメント
昨日は京の七夕が始まるちょっと前に夕立があって点灯時間が少し遅れましたA^^;
プロジェクションマッピングが終わったあと鴨川会場から堀川会場へ移動しようと思いましたがお昼に六道参りをしたので体力の限界で帰宅しちゃいましたA^^;
今年見れなかった堀川会場をこちらで堪能させていただきました。
投稿: Milk | 2013.08.09 11:10
Milkさん、
鴨川会場のプロジェクションマッピングはどうでしたか。
これはまだ見ていないので、Milkさんの記事を楽しみに待つ事にします。
堀川会場は残念でしたね。
でも、体力的にきつい所なので、無理をしなくて正解だったでしょう。
また来年、じっくり楽しんで下さい。
投稿: なおくん | 2013.08.09 20:20
光の天の川 とても幻想的ですね
竹を使ったアートも京都らしくて興味深いです。
京都の夏は暑いので、行くのをためらっていましたが、
こんな催しがあるなら見てみたいです。
こちらは、最近は笹飾りを飾る家もほとんど無く寂しくなりました。
昔は、「ろうそく出せよ~♪」の声が聞こえたら、
玄関先でお菓子を用意して子供たちを待っていたのにな…(ノ_-。)
投稿: mami | 2013.08.11 22:41
mamiさん、
京の七夕は凄く混むけれど、見に来て損は無いですよ。
もう少しゆっくり見られると嬉しいのですけどね。
平日なら混雑も少なくて済むかも知れません。
北海道の七夕はハロウィンみたいなのですね。
でも、その風習が無くなりつつあるとしたら寂しい事です。
みんなで盛り上げようという機運になれば良いのにね。
投稿: なおくん | 2013.08.12 07:41