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2013.07.26

京都・洛中 祇園祭2013 山鉾巡行 ~鶏鉾~

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今年の鉾三番を引き当てたのが鶏鉾でした。一番と二番は決まっていますから、実質一番を引き当てた様なものですね。まあ、鉾としてくじを引くのは月鉾と菊水鉾を含めた三基だけなのですが、たぶんこの三基で毎年ライバル争いをしているものと思われます。

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鶏鉾の由来は、古代中国の堯の時代に、天下がよく治まっため訴訟用の太鼓(諌鼓)も使われる事が無く苔が生え、鶏が宿ったという故事に拠ります。鉾頭は鶏卵が諌鼓の中にある形を表していると言いますね。

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そして、鉾の名を象徴する様に屋根の正面部に鶏の彫刻が施されています。また小さくて分かり難いのですが、真木の中程に小さな金色の鶏が二羽取り付けられていますね。そして、どういう由来なのか判りませんが、同じ真木の天王座には住吉明神が祀られています。

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鶏鉾の稚児人形が被る天冠にも鶏が飾られているのだそうです。とても豪華な仕様ですね。ただし、人形の名前は判らないのだとか。それではちっょと寂しいので、今からでも何か付けてあげれば良いのにね。

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今年の前掛けは蓬莱山。天王座の住吉明神が航海の神様である事にちなんで、近年に制作されたものだそうです。

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そして、見送りが16世紀のベルギー製の毛綴で、トロイ戦争でトロイの王子ヘクトルが妻子と別れを告げる場面を表現した壁掛の左半分とされます。鯉山のタペストリーと同時期に輸入されたものと推定されており、共に重要文化財に指定されています。とにかく豪華絢爛たる鉾ですね。次に鶏鉾の動画をご覧下さい。

動画の中で見えた胴掛けは2004年まで使用されていたものですが、角倉了以の没後400年を記念して復活させたそうです。ただし、今年限りなので、これで見納めなのですね。

明日はやはり豪華な仕様の月鉾をお届けします。

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