京都・洛東 紫陽花２０１３ ～祇園白川 ６．２２～

建仁寺から紫陽花を求めて祇園白川へと移動しました。紫陽花は今が盛り、丁度良い具合に咲いていましたよ。

毎回書いていますが、祇園の紫陽花は、文芸芸妓と呼ばれた磯田多佳の愛した花で、その縁でこの道沿いに植えられていると言われます。

多佳女が営んでいた大友は今はなく、その跡に「かにかくに」の石碑が建てられています。その周囲にも紫陽花は植えられているのですが、なぜか上手く育たない様ですね。

それにしても、この上品な色合いは祇園の街並みに良く似合います。じめじめと蒸し暑い中、一服の清涼剤にもなりますね。

ところで、紫陽花は土がアルカリ性だと赤色、酸性だと青色になると言われますが、こんな具合に混在している場合はどうなっているのでしょうか。やっぱり遺伝も関係しているのかな。

やはり、この色は美しい。祇園白川の紫陽花は、今暫くは楽しめそうですよ。