京都・洛東 紫陽花2013 ~真如堂 6.15~
菩提樹が満開を迎えていた真如堂では、紫陽花もまた見頃を迎えつつあるところでした。
紫陽花が多く植わっているのは鐘楼の周辺です。主に苦沙弥和尚が管理されているそうなのですが、年々見事になって来ていますね。
その紫陽花の傍らでは、さつきがまだ見頃を保っていました。やはり日陰にあるさつきは、咲き出すのも遅いという事なのかな。紫陽花の青と良く似合っていましたよ。
真如堂ではもう一つ、本堂裏に紫陽花園が整備されつつあります。これも苦沙弥和尚の力作なのですね。
こつらの方は種類も豊富で、これから先が楽しみな場所ですね。ただ、紫陽花園のすぐ近くにマムシ注意の立て看板があり、ぎょっとなってしまいました。紫陽花園は草むらを切り開いてあるので大丈夫なのでしょうけど、ちょっと気になるところではありますね。
本堂前では、沙羅の花が咲いていました。正しくは夏椿ですが、本来日本には無い沙羅の木の代わりにそう呼ばれています。今年は少し早く咲き出した様ですね。散った花が諸行無常を表すとされている木で、結構あちらこちらの寺で見かけます。今週末は、少しこの花を追いかけてみようかと思っているとろこです。
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コメント
鮮やかな色合いの紫陽花ですね!
お寺と紫陽花って合いますねー
椿って、こちらではあまり見ないような気がします。
沙羅の花なんて素敵な呼び名…
投稿: mami | 2013.06.21 23:19
mamiさん、
この沙羅は平家物語の冒頭にある沙羅双樹の木です。
花の散った姿が諸行無常を表すと言われ、妙心寺の塔頭東林院はこの花の名所として知られます。
もっとも、お釈迦様が亡くなった時に四辺にあった沙羅双樹はこれまた別の木でして、
インドにしか自生していません。
この木は葉が似ているという事で、沙羅と呼ばれているのですね。
本名は夏椿、椿の仲間なのに落葉樹で、6月に花を咲かせるという変わり者です。
京都のお寺には結構多くて、密かな人気者なのですよ。
投稿: なおくん | 2013.06.22 20:02