京都・洛東 新緑２０１３ ～天授庵 ５．１１～

金地院から天授庵に来ました。同じ塔頭でも雰囲気は全く異なり、繊細な優しさを感じる庭ですね。

雨に濡れた庭園は、いつもに増して落ち着いて見えます。もみじだけでなく、夏椿や百日紅、それに白砂の中の苔もあいまって、様々な緑を楽しめるのが嬉しいところです。

もみじの中に赤く見えているのは、プロペラの形をした実ですね。この間咲いたばかりだったのに、早くも実っていたのでした。

雨の天授庵には、ほとんど人が居ませんでした。代わりに法要でもあるのか、読経の声が響いていたのが印象的でした。

南庭の睡蓮は、ここでもまだ咲いてなかったですね。ここの花が咲く頃にまた来てみようかな。

天授庵の新緑も、いつもながら見事でしたね。次は外に出て南禅寺の境内を歩く事にします。