京都・洛中 御霊神社神幸祭2013 ~拝殿降しまで 5.18~
平成25年5月18日、上京区の御霊神社で神幸祭が行われました。以前から気になっていたお祭りなのですが、土曜日に重なった今年、初めて訪れる事が出来ました。
神幸祭では、三基の御輿の巡行が中心となります。左から小山郷、末廣、今出川口となり、それぞれ担う地域が違う様ですね。小山郷は神社の西北、紫明通から北側一帯、末廣は出雲路周辺、今出川口はどこだろう、神社の南側にあたるのかな。
普段は静かな御霊神社ですが、この日はまるで違っていました。大きなお祭りとは聞いていましたが、これほどの人出とは思ってなかったですね。
御輿の巡行は神事ですから、型どおりの神事から始まります。神饌のお供え、修祓、玉串の奉納などが行われ、撤饌で終わります。一連の神事が終わると拝殿から御輿を下ろす拝殿降しが始まります。
拝殿降しの前には、綱を結んだりなど色々と準備が行われます。例えば御輿にはしごを掛けていると思ったら、一番上の鳳凰の飾りを外しているのでした。これは降ろす時に梁に当たらない様にするためなのですね。おかけで見事な細工を目の前で見られたのはラッキーでした。
御輿に気を取られていると、背後で子供の悲鳴が聞こえました。いつの間にか現れた獅子舞が子供を噛んだのですね。子供はびっくりしただけろうけど、お祭りらしい良い光景ではあります。
御輿の重量がどれくらいあるかは判りませんが、相当に重いだろう事は想像できます。これを拝殿に上げ下ろしする訳ですから、相当な力業である事は確かですよね。その様子を動画で撮ってきたのでご覧下さい。
これも御輿振りと言うのかな、御輿を降ろす前に拝殿の上で御輿を激しく揺さぶるという作法が行われます。これから御輿を動かしますよという、御霊に対する合図なのでしょうか。それにしても、かなりの力が要る事は確かでしょう。
見ているとスムーズに事が運んでいましたが、実際には御輿を支える事に相当な力が加わっている事でしょうね。この後、思わぬ近くまで御輿が寄って来たため、撮影は途中で諦めざるを得ませんでした。ちょっと怖いくらいの近さでしたよ。
最初が末廣、次いで小山郷、そして最後に今出川口の順で降ろされていきました。神事が始まったのが11時40分頃で、御輿を降ろし終わったのが12時15分頃でした。ここから巡行に向けてまだ準備が行われる事になります。
準備に要したのはおよそ40分ほどかな。その間に子供太鼓の奉納があり、先行する牛車などの行列は神社から出て行きました。それを追う事も考えたのですが、御輿の方が面白そうと考え、神社に留まります。明日はその御輿が巡行する様子をお届けしますね。
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