京都・洛中 京都桜事情2013 ~4.13 速報~
今日は早朝の地震で目が覚め、意外な程の震度の大きさに驚かされました。その震度の割には大きな被害がなかったのはまだしもだったのですが、巨大地震の可能性が言われている昨今、ちょっとした揺れにも神経質になってしまいますね。今回の地震で被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、その地震のあおりを受けて、今日の予定は大幅に狂ってしまいました。大きな騒ぎとなっては桜どころではないですからね、様子を見極める為に午前中の外出は控え、報道の熱も冷めた事を確かめた上で、午後からの桜探訪となりました。本当は早朝から大原に行くはずだったのですけどね、時間的に苦しくなったので、市内の八重桜の様子を見て回わる事にしました。
京都の桜は染井吉野がほぼ葉桜となり、遅咲きの枝垂れ桜も白く色抜けしたものがほとんどで、今は八重桜が主役となっています。その八重桜も今年の進行は早く、あっと言う間に見頃を過ぎたものが出て来ています。
1.本満寺
枝垂れ桜と染井吉野、それに山桜は葉桜となり、塔頭の八重紅枝垂れ桜は真っ白になっていました。代わって、八重桜が満開見頃となっています。この桜の種類は判らないのですが、たぶん関山じゃないのかな。
また、枝垂れ桜の西側では、牡丹が咲いていました。境内に植えられた多くの牡丹はまだつぼみが出始めたところなのですが、この一角だけ先に咲いています。牡丹にもやはり早咲きの種類があるのかしらん。
2.雨宝院
有明系の観音桜、歓喜桜が共に盛りを過ぎ、散り初めとなっています。御室と同じく、今週の初め頃に咲き始め、あっと言う間に満開となり、あっと言う間に散り始めた様ですね。これだけ駆け足なのも珍しいんじゃないかしらん。
ここも八重紅枝垂れ桜は白く色抜けがしており、最終盤となっています。また、御衣黄は満開、見頃となっていました。いつもは遅咲きの松月までも満開となっており、しかもピークは少し過ぎています。どんだけ早いねんと、ぼやきたくなる光景でしたね。人出も多く、狭い境内が沢山の人で溢れていましたよ。
3.千本釈迦堂
阿亀桜は、当然ながらすっかり葉桜です。今は、おかめの像の前にある関山と思われる八重桜と、本堂の南西にある松月と思われる八重桜が満開・見頃となっています。松月の方は、ここも少しピークを過ぎていたかな。
4.北野天満宮
本殿西側にある衣笠桜が満開を過ぎて散り初めとなっています。でも、緑一色の境内にあっては存在感がありましたよ。お目当ての霞桜はまだちらほら咲きでした。満開になるのはいつだろう、来週の半ば頃かな。次の週末まで保ってくれると嬉しいのすけどね。
5.平野神社
ここも進行は早くて、染井吉野や枝垂れ桜は他の場所と同様の状態で、八重紅枝垂れ桜も色抜けが著しいです。一葉は満開ですが、ややピーク過ぎ、おけさは満開・見頃、虎の尾は満開ですが見頃過ぎ、衣笠は葉桜、大内山は散り初め、白雲も散り初めとなっていました。見頃なのは平野妹背で一段目が満開、御衣黄、それに鬱金と楊貴妃も満開・見頃でした。突羽根桜はまだ蕾が膨らんだ程度です。
6.千本ゑんま堂
普賢象桜が満開と五分咲きの混在になっています。ほぼ今が見頃でしょうね。例年よりも一週間くらい進行が早いのかな。あまり情報が行き渡っていないのか、ほとんど誰も見に来ていないのが意外でした。あと琴平と関山も満開・見頃となっています。二尊院普賢象はまだ蕾が膨らんだ程度でした。
7.妙蓮寺
染井吉野は葉桜、御会式桜も葉桜となっていました。御会式桜はもう少し保つのかなと思っていたのですが、この花も進行が早かったという事なのでしょうか。ここも関山と思われる八重桜が満開・見頃となっています。また、塔頭の山門前に松月が咲いている事に気付きました。駐車場の奥になるのでこれまで知らなかったのですけどね、なかなか立派な木で綺麗でしたよ。
| 固定リンク
「京都・洛中」カテゴリの記事
- 京都・洛中 クリスマスイルミネーション2018 ~京都駅ビル~(2018.12.22)
- 京都・洛中 クリスマスイルミネーション2018 ~ローム~(2018.12.21)
- 京都・洛中 ここも中止でした ~平安女学院~(2018.12.19)
- 京都・洛中 イルミネーションが無くなりました ~セントアンドリュース教会~(2018.12.18)
- 京都・洛中 クリスマスイルミネーション2018 ~京都ホテルオークラ~(2018.12.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント