京都・洛東 東山花灯路2013 ~円山公園~
東山花灯路の後半は、円山公園を訪れて来ました。会場の中でも最も広いエリアを持つポイントですから、開催されているイベントの数も多い場所ですね。
八坂神社を通って丸山公園に入ると、まず粟田大灯呂が出迎えてくれました。これは秋に行われる粟田祭に参加する風流灯籠で、長く途絶えていたものを平成20年に復興したものなのだそうです。灯籠繋がりからなのでしょうね、花灯路に協賛して出展しているもので、こちらはクシナダヒメの像です。
そして、これは目出度い出世えびすの像。他にも山越えの弥陀と聖天の像がありました。
これは、願い事を書いたシールを貼り付けるサクハナ行灯です。既にシールが品切れになっていて受け付けは終了していましたが、参加型イベントとして面白い試みですね。
そして、円山公園と言えば、竹灯り・幽玄の川です。これが見たくてここに来た様なものなのですが、凄い人気ぶりで、川の畔には人だかりがしていました。ただ、一時期よりも距離が短くなっているのが残念でした。
大学の街・伝統の灯り展も例年通り行われていました。これは「々」という作品で、「どう」とでも読むのでしょうか。同じ形の繰り返しという事なのか、赤い色もあって結構目立っていました。
火の用心お囃子組も、池の前の広場でパフォーマンスを見せてくれます。いつもながら、可愛い歌声が聞けるイベントですね。
午後7時前、狐の嫁入りの時刻が近付いたので知恩院前に移動しました。このイベントもすっかり定着していて、沿道は大勢の人で埋まっていました。時間があれば高台寺まで追って行ったのですが、この後予定があったため、出発の様子だけを撮影して終了です。
一つ誤算だったのが知恩院のプロジェクションマップで、三門の表側ではなく裏側で行われており、入場制限があるため一時間以上の待ちが生じていたのでした。あまりの長蛇の列を見て早々に諦めたのですが、ちょっと心残りでしたね。どうせなら、表側でやってくれたら良かったのになあ。
東山花灯路も今日で最終日を迎えました。10日の会期は終わってみれば短いですね。夜間拝観など見逃したイベントも多いのですが、楽しみはまた来年に取っておく事にします。1年後、またこのイベントに来たいですね。
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コメント
効率よく花灯路の良いところを抑えてられますね
今年は昼間歩きすぎたのと最初に知恩院のマッピングに並んでしまったのが失敗で花灯路を思う存分楽しむことが出来ませんでした^^;
年々体力がなくなってますヾ(^^;
投稿: Milk | 2013.03.18 00:56
Milkさん、
マッピングは面白そうですからね、私も時間があれば並んでいたと思います。
ただ、この花灯路では、
一カ所にそんなに時間が掛かるイベントを組む事自体が間違いじゃないかしらん?
だって、そぞろ歩きがそもそものコンセプトなのだから、
歩く時間が無くなる程混雑させた運営側のまずさだと思います。
投稿: なおくん | 2013.03.18 20:34