京都・洛東 節分2013 ~須賀神社~
平安神宮から須賀神社へと移動しました。須賀神社は、平安神宮の北にある小さな神社ですが、独自の節分祭が行われる事で知られています。
須賀神社は康治元年(1142年)に創建された神社で、元は美福門院が建てた歓喜光院の鎮守でした。このあたりは大河ドラマ「清盛」の清盛紀行で紹介されていましたが、覚えておられる方は居るかな。
昭和39年に、当時社会問題となっていた交通戦争に対応するために交通神社を分祀し、今は交通守護の神社としても知られます。
節分祭は2日と3日に行われ、豆撒きは2日に行われる様ですね。あの狭い境内のどこで行われるのかと思いますが、翁と媼姿の豆撒きなのだそうです。いつか機会があれば見に行きたいですね。
そして、ここを有名にしているのが、この懸想文売りです。神社の説明では優美な烏帽子水干姿とあるのですが、どう見ても不審人物ですよね。懸想文とは恋文の事で、懸想文売りは、かつて貧乏貴族が小遣い稼ぎに恋文を代書していたのが始まりなのだとか。水干姿で顔を隠しているのはその名残だそうですね。
この懸想文を人知れず鏡台やタンスの中に入れておくと、顔、かたちが良くなり、服が増えて良縁に恵まれる言われており、このため女性に人気があります。一部千円ですが、見ている間にも飛ぶように売れていましたよ。 買っている女性が入らないように写真を撮るのも大変だったものね。
ここは特に女性にお勧めのポイントです。
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