京都・洛東 皇服茶2013 ~六波羅蜜寺~
今年も皇服茶を頂きに、六波羅蜜寺を訪れてきました。皇服茶とは、一年間の無病息災を願って呑む、縁起物のお茶ですね。
いつもはかるた始めの後、昼遅くに行くので混雑しているのですが、この日は早朝だったためとても空いていました。並ばずに済んだのは初めてだったんじゃないのかな。
例年と違うのは、お茶を頂く場所が奥に出来ていた事で、混雑緩和の狙いがあるのでしょうか。正月の行事として、それだけ皇服茶が定着しているという事なのかな。
これが皇服茶ですね。お茶の中に昆布と梅干しが入っており、それぞれを食べる事になっています。そして梅干しの種は財布の中に入れておくのだとか。特に説明は無いのですが、お金に困らなくて済むようにというおまじないなのでしょうか。なお、稲穂は福徳自在初稲穂で、福徳を授かるとされ、入り口で授与されます。
六波羅蜜寺は平家縁の寺でもあり、清盛の供養塔が残されています。以前は雨ざらしだったのですが、一昨年の11月に歌舞伎俳優の板東玉三郎さんの寄付によって屋根付きに改修されました。低視聴率に終わった「平清盛」は、昨年末の紅白歌合戦で一言も触れられなかった様に忘れ去られ様としていますが、清盛が居たという史実まで消える訳ではないので、折に触れて取り上げていきたいと思っています。
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コメント
六波羅蜜寺は私も初詣に行ったことがあります(´v`)
皇服茶を頂ける日は過ぎていたのでおみやげに買って帰りました。
しかし紅白歌合戦が清盛を無視したのはほんとに悲しかったです。
龍馬伝の役者を出すとは、あてつけか!と思っちゃいました。
視聴率などいろいろ言われましたが、
手あかのついた題材じゃないから興味深く見れたと思うんだけどなぁ
歴史好きでない人にはきつかったのでしょうかね・・・
俳優陣も知名度無い人が多かったですしね・・・
今後もこちらのブログでとりあげて頂けるのを楽しみにしてます。
投稿: まきぼう | 2013.01.05 14:26
まきぼうさん、
そうか、皇服茶は3が日を過ぎてもお土産に買えるのですね。
それは知らなかったなあ。
縁起物ですから、どこで飲んでも有難みは変わらないでしょうしね。
ねえ、NHKの「平清盛」に対する扱いは、ちょっと酷かったですよね。
少しぐらい言及したって良いじゃないと思ったのですが、
やはり視聴率が何よりものを言う世界なのでしょうか。
早く忘れたい悪夢という事なのか、それでもやっぱり冷たいですよね。
清盛については折に触れて取り上げたいと思っていますので、
よろしければご覧になって下さい。
投稿: なおくん | 2013.01.05 21:20