京都・洛東 京都紅葉事情2012・総集編 ~清水寺 12.2~
12月の初旬、名残のもみじを求めて訪れた清水寺です。この数日前までは盛りだったのだろうけど、雨や風で綺麗な葉が散ってしまい、舞台の上から見た景色はかなり寂しくなっていました。
それでも探せば綺麗な名残の紅葉が見つかるのが、清水寺の凄さですね。境内が広くて、環境が様々という事が幸いしているのでしょう。
子安の塔が復活した事もあり、私が一番期待していたのがここ、音羽の滝へと降りていく階段なのですが、残念ながらあまり良い状態ではありませんでした。本堂側は依然としてオレンジ色だったし、奥の院側はまだ緑が残っていたのですよ。ここを外したのは痛かったなあ。
名残の紅葉の良さは、思わぬ光景に出会える事にあります。盛りの時には見えなかった景色が、葉が散る事によって見えて来る事があるのですね。そんな景色を探しながら歩くのは、なかなか楽しい作業ですよ。
この木は、毎年名残の黄葉を見せてくれますね。木の種類は判らないけれど、もみじとは違う色合いで楽しませてくれます。
アテルイの碑の近くのもみじは、期待通りの紅葉を見せてくれました。ここは毎年遅くに色付く場所なのですよ。この時期にこれだけの色を見せてくれれば満足ですね。
紅葉を透かせた三重塔を見るのもこの時期ならではでしょう。もっと葉が赤く染まっていて、背景が青空だったら文句無かったのでしょうけどね、贅沢を言っても仕方がないか。
その紅葉を離れて見たところだけど、今年はやはり色合いがぱっとしませんでしたね。日差しがあったらもう少し違って見えたのかな。
今年の清水寺は、盛りの時を外してしまい、名残の紅葉も今ひとつで残念でした。来年はタイミング良く訪れられれば嬉しいのですけどね、なんて事を言うと鬼が笑うか。
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