京都・洛中 時代祭2012 ~維新勤皇隊から幕末志士列まで~
平成24年10月22日、月曜日でしたが休みが取れたので時代祭に行ってきました。前回に観覧したのが平成17年でしたから、7年ぶりとなります。
今回は、出発点である京都御苑を訪れました。着いたのは行列の始まる2時間前の午前10時だったのですが、既に建礼門の見える場所は押さえられており、やや見通しの悪い場所しか確保出来なかったのは意外でした。平日でも、リタイアした人達が大勢押し寄せるのですね。
先頭を行くのは平安騎馬隊。そして、京都文化交流コンベンションビューローの横断幕が続きます。
続いて現れるのが名誉奉行の乗った2台の馬車で、前車に京都市議会の正副議長、後車には京都府知事と京都市長が乗車されていました。
ここから先が行列の本番で、維新勤皇隊の長い列が続きます。いわゆる官軍が東海道を攻め上った時の姿の再現ですね。この隊列を先導する楽隊の官軍マーチが、祭りの雰囲気を盛り上げてくれます。
次にその動画を撮ってきたのでご覧下さい。
どうです、如何にも時代祭という感じがするでしょう。この後は騎乗した士官クラスの行列が続きます。
白熊は長州藩士を表しているのかな。もっとも、白熊や赤熊は江戸城の蔵から接収したものだそうですから、東海道を上る時には被っていなかったはずなのですけどね。まあ、そのあたりは祭り気分を盛り上げる為と理解しておきましょうか。
維新勤皇隊に続いて幕末志士列が現れます。桂小五郎、西郷吉之助、坂本龍馬、中岡慎太郎、高杉晋作、吉田松陰などなど、勤皇派の錚々たる面々ですね。ただ、人選に難があると言ったら失礼かな。全然似ていないし、あまり貫禄も無いのですよ。
写真は龍馬ですが、7年前に見た時はとてもユニークなキャラクターだったのですが、今回はただ歩いているだけという感じでした。どうせなら、ブーツを履かせてピストルを持たせれば良いのにね。あと、高杉と言えばざんぎり頭に三味線というイメージですけど、ここではただの人でしか無かったですね。全体として、もう一工夫欲しいなという気はします。
こちらは残念大将と言われた吉村寅太郎。天誅組の変を起こしたこの人は、まあこんな感じかな。
華やかな祭りにあって、とこかうらぶれた感じがするのが七卿落ちの隊列です。雨の日に都から落ちていったのですから、地味な姿なのも当然ですね。
明日は江戸時代から紹介します。
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