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2012.08.18

夏の旅2012 ~湯田温泉~

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初日の宿泊先は、湯田温泉を選びました。山口市の郊外にある温泉地ですね。ここは狐によって見つけられたという伝説を持つ事から、駅前では巨大な白狐が出迎えてくれます。

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温泉街には、流行の足湯が6カ所設けられています。これはその一つですが、旅の疲れをちょっと癒すには良いでしょうね。

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ここでも狐が入浴客を出迎えてくれます。ただ、可愛げの無い、少し怖い狐ですね。

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かと思うと、こんなユーモラスな狐も置かれています。またゆう太くんとゆう子ちゃんというゆるキャラも居る様です。

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この日の宿は松田屋ホテルでした。創業300年以上という老舗で、湯田温泉では最も格式の高いホテルの一つです。維新の志士たちにも利用され、宿に拠れば坂本龍馬も来た事があるのだとか。旅館にはそうした資料も展示されていますよ。

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司馬遼太郎さんの街道を行くにも出て来る宿で、調和の取れた落ち着いた旅館として紹介されています。実際そのとおりで、心配りの効いた気持ちの良い宿でした。

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そして何より、食事が美味しかったのが嬉しかったですね。洗練された料理の数々は、さすが老舗旅館だけの事はありました。

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これは椀物の甘鯛の潮仕立て。この後には鱧のフライと松茸のフライが出て来ました。この時期外れの松茸は、街道が行くの中でも出て来るので聞いてみたのですが、地元産では無かった様ですね。ただ、今でも早松茸は採れる事は採れるとの事で、わずかばかりながら手に入る事もあるそうです。

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そして、山口ならではの蕎麦が瓦蕎麦です。蕎麦を油で炒めてつゆで食べるというもので、少し変わった風味でした。余所では食べた事がない、独得の味わいですね。

湯田温泉は、泉質の柔らかい、良いお湯でした。掛け流しというのも贅沢で、気持ちの良いものですね。足の疲れもすっと取れましたよ。

明日はここから山口市内の観光へと出掛けます(20日にアップします)。

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