京都・洛西 京都新緑事情2012 ~天龍寺 5.19~
嵐山と嵯峨野の接点に位置するのが天龍寺、足利尊氏に縁のある臨済宗の名刹です。
ここは参道から新緑が綺麗ですね。特に印象的なのが八幡大菩薩で、丹塗りの社殿に新緑が良く映えています。
庭園に入ると、曹源池の周囲も新緑で埋め尽くされています。もみじが主体ですが、様々な樹種があるので複雑な色合いになっているのが良いですね。
池越しには、嵐山を借景として見る事が出来ます。この奥深さがこの庭の真骨頂とも言えるのでしょうか。
池の畔には、アヤメが咲いていました。庭園の至る所に、こうした季節の花が咲いているのも天龍寺ならではです。
裏手に回ると、よく手入れされた竹林が広がっています。竹は今、古い葉と新葉が入れ替わる時期なのですね。竹の秋とも言いますが、いつもとは違った独得の色合いを楽しむ事が出来ます。
その竹にもみじの新緑をあしらってみました。竹の落ち葉と新緑と、この季節らしいコントラストですね。明日はここから嵯峨野めぐりへと向かいます。
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コメント
鮮やかな緑が主役の季節になりましたね!
早緑がまぶしく、アヤメの紫も映えます。
天龍寺、とっても立派で広大なお寺なんですね。
嵐山をどどーんと借景してしまうところがまた壮大。
是非訪れてみたいです。
投稿: ちよ。 | 2012.05.21 23:25
ちよ。さん、
天龍寺は広大な境内を有する大寺ですよ。
塔頭も多くて、初めて行くと、広すぎてとまどうかも知れません。
庭園も広くて高低差があり、じっくり見て回ろうとすると、
結構疲れたりします。
春の桜、秋の紅葉ともに綺麗ですから、どの季節に訪れても良い場所ですよ。
投稿: なおくん | 2012.05.22 22:05