京都・洛東 東山花灯路2012 ~円山公園界隈~
八坂神社で舞の奉納を見た後は、円山公園に移動しました。ここはしメイン会場の一つで、様々なイベントを見る事が出来ます。
毎年恒例なのですが、いつ見ても綺麗なのが竹灯り・幽玄の川ですね。一時期よりは短くなってはいますが、幻想的な光景は健在です。
大学のまち京都・伝統の灯り展も、すっかり定着しました。毎年ユニークな展示を見るのが楽しみなのですが、ジェットコースターの様なこの展示や、超高層ビルを模したような展示が面白かったです。
昨年は震災の影響で中止されてしまった火の用心お囃子組を、今年は見る事が出来ました。子供たちが元気に歌う京の童歌が、この夜の雰囲気に良く合っているのですよ。お囃子組は、会場をずっと練り歩いているのですが、良いタイミングで出会う事が出来ました。
隣の知恩院の門前には、粟田大燈呂が展示されています。実は知らなかったのですが、粟田祭で巡行しているのだそうですね。戦国時代に行われていた記録があるという古い行事で、いつしか廃れてしまっていたものを、平成20年に復活したのだそうです。あたかも青森のねぶた祭を彷彿とさせる灯籠ですね。
そして、狐の嫁入りも見る事が出来ました。ただ、今年は人が多くて、自由に撮影ポジションを選べなかったのが残念です。
最後になってしまいましたけど、冒頭の写真は京炎ふれそでの公演で、しだれ桜の北側にて行われます。毎回違うチームが出場する事になっており、この日は同志社女子大学のチーム「花風姿」が熱演を見せてくれました。
明日は高台寺方面に向かって移動します。
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コメント
こんばんは、花灯路はこのようなイベントもあるのですね。
夜間ライトアップだけかと勘違いしており、
土曜日は京都に居たにもかかわらず行かなかったのです。
京炎そでふれ初めて拝見しました。
フラッシュを炊いているのでしょうか?
暗闇に浮かぶ躍動感と、とびきりの笑顔が可愛いのです。
京都のお祭りは明暗の使い方がとても美しいと感じました。
微妙な暗さの演出がなんともいえぬ雰囲気なのです。
狐の嫁入り。魅入られてしまいそうです。雨は降らなかったのですね(^^)
投稿: まこ | 2012.03.13 21:51
まこさん、
それは勿体ない事をしましたね。
ホームページを見ていただければ判る様に、様々なイベントが用意されています。
http://www.hanatouro.jp/higashiyama/index.html
メインはイベントではなく春の宵のそぞろ歩きなのですけどね、
あまりに人が多くて風情に欠けるのが難点です。
京炎そでふれの写真は、
ここだけライトが当たっていたのですよ。それで上手い具合に撮る事が出来ました。
まあ、フラッシュも沢山焚かれているので、
他の人の明かりを頼りに撮る事も出来るのですけどね。
お囃子組の写真はまさにそうやって撮ってます。
狐の嫁入りは面白いでしょう。
雨は狐のせいなのか、ぱらぱらとは降っていました。
濡れる程では無かったのですが、
狐の嫁入りには相応しい天気だったかもしれませんね。
投稿: なおくん | 2012.03.13 23:12