京都・洛東 雪景色2012 ~八坂の塔 2.18~
京都の雪景色洛東編は、八坂の塔からお送りします。
この日はライブカメラで京都に積雪がある事を確かめ、始発に乗って京都までやって来ました。修学院界隈の拝観開始は9時からなので、それまでの早朝の時間帯は洛東界隈を歩こうと決めていたのです。画面が少し暗いのは、まだ夜が明け切らない黎明の写真だからですね。
まずは静寂が支配する京都の町並です。雪が降ると音が吸収されるのか、いつもより静かに感じますよね。
この頃には雪雲が切れ、青空が広がっていました。そして、どういう訳か東の空ではなく西の空の方が朝焼けになっていたのです。
どちらかというと夕暮れっぽい雰囲気があるかな。でも誰も通る人が居ない道の様子から、寝静まった静けさを感じて貰えるでしょうか。
ねねの道もそんなには踏み荒らされてなかったですね。轍はたぶん新聞配達のバイクなのかな。雪の日の朝らしい、静かな景色だと思います。
二年坂の路地から見た八坂の塔です。普段は少し雑然とした雰囲気があるのですが、雪のおかげですっきりとした絵になってくれました。
夢見坂の途中から見た八坂の塔です。以前なら電線に邪魔されて絵にならなかった場所なのですが、地中化のおかげでなかなか見られる様になりましたね。
こんな早朝でも、三脚を構えた人に何人か出会いました。私と同じように考えた人も多かったのですね。中でも、写真家の水野克比古さんを三年坂で見かけました。やはり、こういうチャンスは逃したくないという事なのでしょう。車で来られていたようなので、きっと京都中を飛び回っておられたのでしょうね。
清水寺から帰って来た頃には、すっかり夜が明けていて朝日が差していました。やっぱりすっきりした青空に雪景色は似合います。
時間と共に、道の雪が踏み荒らされていくのは仕方がない事ですね。ここも朝一番で撮りに来ればもう少し綺麗だった事でしょう。惜しい事をしたかな。
明日は石塀小路の雪景色をお届けしますね。
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コメント
こんばんは、なおくん様
わあ!まるで別世界ですね!
清水さんあたりに雪がこれほど積もるのは、稀ですもの。
白墨の世界が幽玄ですね。
一点紅として、ちょうちんやくくり猿があるのが、鮮やかです。
塔の向こう側に、ちょこりと京都タワーが覗くのも。
投稿: いけこ | 2012.02.23 18:47
いけこさん、
細かく見て下さってありがとうございます。
早起きして出かけてきた甲斐があったというものですよ。
冬はつとめてシリーズの番外編の様になりましたが、
早朝の雪景色というのも素敵でした。
またチャンスがあれば行きたいですね。
投稿: なおくん | 2012.02.23 21:39