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2012.01.02

京都・洛北 龍図 ~大徳寺塔頭 龍源院~

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2012年は辰年という事で、龍にちなんだ社寺が賑わいを見せている事でしょうね。当ねこづらどきが選んだのは龍源院、方丈の襖に龍の水墨画が描かれている寺です。

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龍の絵は京都中に幾つもあるのですが、その中でもお気に入りの絵の一つなのですよ。典型的な龍の構図なのですが、シンプルなのに迫力があり、なおかつどこか親しみやすいという面白い絵ですね。作者不詳だそうですが、技巧の巧拙は判らないのでともかくとして、良い絵だと個人的には思っています。

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龍源院は以前に紹介していますが、4つの庭がある事で知られています。その一つが一枝坦(いっしだん)。方丈南側にある枯山水の庭ですね。

作庭は昭和55年と比較的新しく、当時の御住職が監修されたのだとか。鶴島、亀島、蓬莱島からなるシンプルな構成なのですが、石の配置のバランスが良く、見ていて気持ちの良い庭ですね。

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方丈北側にあるのにが龍吟庭。室町時代の相阿弥作と伝えられる庭で、右側の石組みが須弥山を現しています。そして、ここから見ると一連の石組みが龍の形に見えると言うのですが、確かにそんなふうに見えなくもないですね。辰年に訪れるには相応しい庭と言えるのかな。

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書院の南側にあるのが阿吽の石庭「滹沱底(こだてい)」。聚楽第縁という二つの礎石を配した枯山水ですが、あまりに細長いので、いつもどう撮れば良いかと迷わされる庭ですね。

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そして、日本最小の石庭と言われる「東滴壺(とうてきこ)」。この庭も昭和の作庭で、元は南天などの植え込みがあった場所らしいですね。由緒ある寺に改変を加えるのは勇気が要る事と思われますが、この庭に関しては変えて正解だったと言えるでしょう。

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山門内の前庭では、山茶花が見頃を迎えていました。たぶんですが、一枝坦の場所に生えていた樹齢700年という山茶花「楊貴妃」の二代目ではないかしらん?説明が無いので、確実な事は言えないのですけどね。

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玄関前には、白の詫助椿が咲いていました。ただ、写真を撮る程には状態の良い花が無かったので、落ち椿の方をご覧頂きます。地面にあってもなお美しさを保つという、椿らしさを見せてくれている花ですね。

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