都・洛東 師走の風景２０１１ ～清水寺～

師走の東山散策は、清水寺で締めましょうか。とは言っても、ここも残り紅葉の記事になってしまうのですが。

清水寺もまた遅く紅葉が始まるポイントなのですが、それほど極端に遅いという訳ではありません。例年なら、１０日過ぎには散ってしまうのではないかな。でも、今年は２５日になってもまだ名残の紅葉を見る事が出来たのです。

残っていたのは主として舞台周辺でして、こんな具合に紅葉を透かした舞台を撮る事が出来たのも、名残の紅葉ならではの事でしょう。さすがにこの日でほとんど散りかけていたので、今頃は冬枯れの姿になっている事でしょうけどね。

今はどこへ行っても山茶花の見事な花を見る事が出来ます。ここ清水寺でも、本堂裏の木が満開見頃になっていましたよ。

一時期少なくなっていた外国人観光客も、最近は元に戻ってきた様です。この日もそこかしこで中国語の会話が聞こえており、ここはどこの国だと思ってしまうほどでしたよ。何にしても観光が表看板の京都ですから、お客様が増えるのは良い事ですよね。

来年はまた１年を通して観光客で溢れる京都に戻って欲しいものだと思います。