京都・洛中 京都紅葉事情２０１１ ～御霊神社 １２．１０～

平成２３年１２月１０日の御霊神社です。この日は見頃に染まった紅葉が境内を鮮やかに染めていました。

御霊神社の紅葉は、本殿裏手をコの字型に取り囲む様に広がっています。今年はどういう訳か本殿東側の塀の内側にあるもみじが先に散っており、ボリューム感に欠ける状態になっていました。

その点だけが残念だったのですが、全体として状態は良く、なかなか見応えのある紅葉でしたよ。

銀杏の黄葉も残っており、落ち葉が地面を黄色く染めていました。ギンナンも沢山落ちており、誰も拾いに来ないのが不思議なくらいでしたね。

一際鮮やかだったのが稲荷社の周辺でした。でも、まだ色付きが浅い感じだったので、もう暫くは見頃が続くのかも知れません。

この日は曇りがちで、時折雲間から薄日が差すという状況でした。その一瞬を捉えてみたのですが、逆光で見る紅葉はやはりきれいなものですね。

御霊神社を訪れる人は本当に少なく、これだけの紅葉をほとんど独り占め状態でした。おかげ様で、とても静かで充実した時間を過ごす事が出来ましたよ。