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2011.11.21

京都の散歩道 紅葉案内 洛北編 4

上賀茂神社の境内へは一の鳥居から入る事になります。鳥居を潜ると二の鳥居まで真っ直ぐに砂利道の参道が続き、左右は広大な芝生地になっています。右手には斎王桜と御所桜という二本の枝垂れ桜の大木があり、この時期は桜の紅葉を見せてくれます。

左手には桐の大木が目に付きます。数年前の台風で枝が折れてしまったため、ややバランスを欠いた姿となってしまいましたが、それでも風格を失わない銘木ですね。その桐の下には馬場があり、毎年5月5日に行われる賀茂競馬の舞台となっています。

この馬場沿いの木には、賀茂競馬にちなんだ名が付けられており、この桐は見返りの桐と呼ばれています。馬場の最後にあるのが勝負のもみじですね。紅葉に関しては、この勝負のもみじが一つのポイントとなります。

この一の鳥居内とその周辺には、ケヤキやムクといった高木が多くあり、もみじに先駆けて色付きます。ですので、秋の風情という意味では11月初め頃から見頃になるとも言えますね。ただし、その頃にはもみじはまだ青葉のままなので、鮮やかな紅葉を期待して来ると裏切られた思いを抱く事になりますから注意して下さい。

もみじが色付くのは11月半ば以降で、先程の勝負のもみじのほか、二の鳥居の西側の垣根沿いにあるもみじが比較的早くから色付きますね。二の鳥居の東側のもみじも鮮やかに色付きますが、こちらは11月後半に入ってから見頃となる事が多いと思われます。また、御所舎の角に小さなもみじがあるのですが、これも11月後半頃に鮮やかに色付きますよ。

さて、上賀茂神社の紅葉で一番の見所となるのが、ならの小川沿いです。先程の御所舎の背後に回ると小さな流れがあり、石橋が架かっています。その川がならの小川で、石橋から右手を見ると川沿いにもみじがすらりと植えられており、紅葉の最盛期にはそれは見事な景色を見る事が出来ますよ。紅葉の時期は遅めで、11月後半から12月初め頃にかけて見頃となる事が多い様ですね。昨年は11月23日に見頃となっていましたが、これはどちらかと言うと早い部類に入ると思われます。

二の鳥居を潜ると、二つの立砂を前にした細殿を目にする事になります。紅葉はそこかしこにあり、細殿の背後にも見えている事でしょうね。また、境内の左側にも紅葉があるので見落とさない様にして下さい。写真的には、楼門とからめた紅葉が絵になりやすいかな。紅葉のタイミングは標準的で、11月半ばから後半にかけて色付く事が多いと思われます。

大抵の人はここから引き返してしまうのですが、それでは勿体ないので御手洗川の流れに沿って奥へと進んで下さい。すると、岩の上に立てられた岩木社が見えてくると思います。その岩木社に覆い被さるように枝を垂らしたもみじは、きっと鮮やかな黄色に染まっている事でしょう。その奥には赤い紅葉の色が見えているはずです。

その赤い色を目当てに歩いていくと、やがて渉渓園へと抜けます。この周辺が紅葉の穴場でして、日陰になるせいでしょうか、落ち着いた色合いに色付いたもみじを見る事が出来ますよ。訪れる人も少なく、心逝くまで静かな時間を過ごす事が出来るでしょう。

以下、明日に続きます。


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