京都・洛東 紅葉の予感 ~東福寺~
数ある紅葉の名所の中でも、最も人出が多いのが東福寺でしょうか。「そうだ 京都行こう」のキャンペーン以来なのかな、とにかく圧倒的な数の拝観者が押し寄せるポイントです。
どれだけ凄いかと言えば、朝8時の開門時には既に長蛇の列で、いきなり1時間待ちなどという事があります。その後は推して知るべしで、京阪あるいはJRの東福寺駅のホームから山門に至るまで行列が途切れる事無く続くという事も珍しくありません。
それだけの人を惹き付ける魅力を持った名所である事は確かで、規模と紅葉の見事さから言えば、京都でも一、二を争うと言えるでしょう。
見頃になるのは標準からやや遅めといったところでしょうか。概ね、勤労感謝の日前後に見頃となる事が多い様に思います。無論、年によって前後一週間以上の幅がありますけどね。
昨年は11月19日に行ったのですが、まだかなり早かったです。この写真を見ていると見頃の様に思えるでしょうけど、綺麗なところばかりを選んでだのでそう見えるだけです。中でも冒頭の写真は手前のもみじだけが赤く染まっていたのですが、あたかも境内全域が染まっているかの様に見えてしまいますね。なので、昨年は誤った情報を流してはいけないと思い、ブログには採用しませんでした。
この日見頃だったのは通天楓で、この木らしい独特の色に染まっていましたよ。でも、少し盛りを過ぎていたらしく、落葉が盛んでした。
もう一つ、高木も綺麗に染まっていましたね。この木はたぶんブナかしらん?このあたりのもみじは比較的良く染まっており、黄色と赤の対比が見事でした。
東福寺もまた、広い境内が一度に染まるという事はなく、最初に色付くのが通天楓、次に洗玉澗沿いから北側、そして南側へと続きます。最後に色付くのが洗玉澗の谷底ですね。ですので、見頃の定義は難しいのですが、やはり通天橋から見た時に一番染まっている時がピークと考える人が多いのかな。
ここは、出来れば休日は避けて、平日に訪れる事をお薦めします。どうしても無理という場合は、夕方にめがけて行った方が良いかも、です。まあ、時間切れで入れなかったという事もあり得るので、半分は賭けの様なものなのですが。あと、京阪なら鳥羽街道駅から行った方がいくらか空いていると思います。これも多分ですけどね。
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