京都・洛中 秋の境内2011 ~雨宝院 10.9~
平成23年10月9日の雨宝院です。この日は私の他には参拝者は一人も居なくて、貸し切り状態でした。ですので、桜時分には難しいこんな写真も簡単に撮る事が出来ます。
その門の向こうに見えるのは本隆寺の塀ですが、土壁の中に瓦が埋め込まれ、独特の模様が描かれている事で知られています。その瓦の並べ方も一様ではなく、じっくり見るといろいろな変化があって面白いですね。遊び心満点の土塀です。
花の寺として知られる雨宝院ですが、この日は芙蓉だけが咲いていました。ただ、境内の中からはほとんど見えず、道から塀越しに見上げたこの角度が一番綺麗でしたね。
ところで、これまで気が付いていなかったのですが、この寺の紋所は違い大根だったのですね。実は丁字と勘違いしてたのですが、よく見ると葉っぱがリアルに描かれているではありませんか。
調べてみると、この寺の本尊である大聖歓喜天の紋所がこの大根なのだとか。この寺は日本最古の大聖歓喜天とも書かれていますから、もしかしたらここが発祥の地なのかも知れないとも思ってしまいますね。何度となく訪れているこの寺でも、まだまだ知らない事が沢山ありそうだと感じた次第です。
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