« 京都・洛北 秋の境内 ~上賀茂神社~ | トップページ | 「第47回 京都非公開文化財特別公開」開催 »

2011.10.07

京都・洛北 曝凉展 ~大徳寺~

Daitokuji1110071

毎年10月の第二日曜日には、大徳寺の曝凉展が行われます。曝凉とは虫干しの事で、日頃は収納されている寺宝の数々を風に当て、日に曝すという作業が行われるのですね。その様子が一般にも公開される事から、普段は目にする事が出来ない名品の数々を拝観する事が出来るのです。

Daitokuji1110072

なにしろ、名にしおう大徳寺が所有している寺宝ですから、どれも半端なものではありません。国宝や重用文化財が目白押しで、文化財として指定されていないものでも貴重な美術品や資料ばかりです。

それが無造作にと言って良い程そこかしこに掲げられており、すぐ近くにまで寄る事が出来るのです。文字通り風に揺れているので、うっかりすると触ってしまう事もあるので怖いのですが。

Daitokuji1110073

中でも、昨年訪れた時に感激したのが観音・猿鶴図で、牧谿の真筆とされる水墨画の名品です。初めて見たのは美術の教科書でだったかな、素晴らしい絵だとは思っていたのですが、まさかその本物に出会えるとは嬉しい驚きでした。

この絵はその来歴も凄くて、まず足利義満が所有していた事が判っています。その後、駿河の大名であった今川氏の手に渡り、義元の代に太原雪斎を通じて大徳寺に寄進されました。この履歴を聞いただけでも、歴史好きにはたまらない魅力を感じますね。

Daitokuji1110075

大河ドラマ「江」との関連で言えば、信長、秀吉、北政所の肖像画がありますね。秀勝の肖像画もありますが、これは信長の息子の方の秀勝の様です。ただ、利休関連のものが無いのが意外という気もしますね。

拝観料は1300円と高めですが、内容を考えれば安いものです。場所は本坊なので、寺宝だけでなく枯山水の庭を見る事も出来ますよ。ですので、これはわざわざ行っても損はないイベントだと言えます。ただし、雨が降った時は中止もあり得るそうなので、あとは天気次第というところですね。

|

« 京都・洛北 秋の境内 ~上賀茂神社~ | トップページ | 「第47回 京都非公開文化財特別公開」開催 »

京都・洛北」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14874/52890127

この記事へのトラックバック一覧です: 京都・洛北 曝凉展 ~大徳寺~:

« 京都・洛北 秋の境内 ~上賀茂神社~ | トップページ | 「第47回 京都非公開文化財特別公開」開催 »