京都・洛東 仲秋の境内 ~真如堂~
9月の終わりの真如堂は、まだ本格的ではないけれど、秋らしい風情がそこかしかに見えていました。
もみじはこのとおりの青葉で、秋と言うより夏の終わりが続いているという感じですね。ただ、緑がすこしくすんで来ており、季節が確実に進んでいるのは判ります。
夏の名残と言えば、茶所の前で朝顔が咲いていました。これは、ここ数年続いていた西洋朝顔が、今年はなぜか不調に終わったため急遽植えられたもので、遅く植えられたぶん、この時期になっても花が咲いているのですね。西洋朝顔が見られなかったのは残念ですけど、この花はこの花で綺麗でしたよ。
そんな中で秋らしさを感じたのは、やはり花の木ですね。木の上部が染まりだしており、紅葉の季節が近付いている事を教えてくれます。今年の紅葉はどんな具合になるだろうか、そんな事が気になって来る光景ですね。
もう一つ、桜の葉もかなり染まって来ており、一部では既に散っています。その手前にある夏椿の葉もまた、色が変わり始めていました。こうして本堂の前から見るのが、一番季節を感じられたかな。夏は確かに過ぎ去り、秋と呼ぶしかないない、そう思った真如堂でした。
| 固定リンク
「京都・洛東」カテゴリの記事
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~真如堂 12.8~(2018.12.11)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~円山公園 12.1~(2018.12.08)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~圓徳院 12.1~(2018.12.07)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~高台寺 12.1~(2018.12.06)
- 京都・洛東 京都紅葉事情2018 ~興正寺霊山本廟 12.1~(2018.12.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
前回の台風で桜の葉はあちこちで散っているようです。
今年は桜の紅葉は淋しいかもしれませんねA^^;
投稿: Milk | 2011.10.01 17:14
Milkさん、
そうか、台風の影響もあるのか。
桜も綺麗に染まるともみじに負けないくらいになるのですけどね、
そういうのはあまり期待できないかも知れないですね。
投稿: なおくん | 2011.10.01 21:20