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2011.08.07

江~姫たちの戦国~30 愛しき人よ

(朝寝坊してしまった江。江を寝ころんで出迎える秀忠。江を格別なるお方と褒めそやす正信。)

(完の風車を見て完を思い、秀勝の遺品を見て秀勝を思う江。)

(秀忠と江に茶を点てる家康。心ここにあらずといった様子の江。上機嫌の家康。次は子だと言われ、茶にむせかえる江。菓子を江の口に突っこんで誤魔化す秀忠。それを見て仲の良い事だとますます機嫌が良くなり、男子を産んでくれと頼む家康。)

(その夜。いきなり男子を産めと言われても、自分は道具ではないと不満そうな江。武家に嫁げば当然な事、家康は既に8人目の男子を側室に産ませていると秀忠。秀忠の丁寧な言葉使いはどうかと江。自分たちは名ばかりの夫婦だからと言って寝てしまう秀忠。)

(翌日、また寝過ごした江。江を残してさっさと登城して行く秀忠。)

(また完の風車を見て過ごす江。そこに駆け込んできた初。抱きつこうとした江に、泣きながら抱きつく初。)

(初の用件は、高次に側室があり、しかも男子を設けていたという事でした。秀吉の薦めで断れなかったと言う高次。子が出来ないのは自分のせいである、離縁でも何でもしてくれと言って飛び出す初。)

(江に向かって、どんどん子を産み、一人私にくれと頼む初。困り切り、秀忠との仲が上手く行っていないと白状する江。秀忠の遺品を持ち出し、こくんなものをいつまでと江に迫る初。そこに現れた秀忠。)

(如才なく初にあいさつする秀忠。最後に、武士の働きは良き妻あっての事と言って立ち去る秀忠。ひっかかる江。良き人ではないかと初。外面が良いのだと認めない江。夫婦になる、ならぬなどわがままだ、頭を下げよと言い捨てて帰って行く初。)

(その夜。姉妹とはどういうものかと聞く秀忠。言いよどむ江。それなら良いと秀忠。城の事を聞く江。自分の事が知りたい、それはつまり夫婦になりたいという事かと秀忠。そうではないと反発する江。これからはお互いに聞きたい事だけ聞く事にしようと言って寝てしまう秀忠。)

(寝床に江が居ない事に気付いた秀忠。自分の部屋で、秀勝の遺品と完の風車を手元に置き、泣きながら眠ってしまった江。その様子を見て驚く秀忠。)

(ある日の事。秀吉が病気だと知らせる秀忠。どんな具合なのだと気遣う江。仇なのに心配するのかと秀忠。今は姉の夫なのだと言い訳する江。それなら、直接会ってくれば良いと秀忠。頭を下げて出て行く江。江の部屋にある秀勝の遺品を見て複雑な面持ちの秀忠。)

(家康に秀吉の病状を聞く江。薬研を擂りながら、そう大した事もないのではと言う家康。ただ、江とは口も利かぬままになっていると秀吉が嘆いていたと厳しい口調の家康。困った様子の江。)

(江がそれほど心配していると知ったら、秀吉も喜ぶだろうと家康。天下人に何かあったら、世の中が変わってしまうからだと誤魔化す江。そうじゃのうと、意味ありげにつぶやく家康。)

(孫はまだかと家康にせがまれ、励んでいると誤魔化す江。江を見送った後、秀吉の病状から目を離すなと厳しく家臣に命じる家康。)

(伏見城。おねと三成に看病されている秀吉。かなり弱っている様子。そこに現れた淀殿と拾。拾を抱きしめる秀吉。)

(江から文が来たと知らせる淀殿。あやつの減らず口を聞きたいものだと秀吉。ならば江を呼ぶかとおね。江は来ない、完に会う事になるからだと淀殿。江から娘を奪ったゆえに、寝込む事になったのかとつぶやく秀吉。江に会いたいのなら、自分で行けばよいと励ますおねと淀殿。)

(体調が持ち直した秀吉。)

(天皇までが平癒祈願したと聞き、嬉しそうな江。亡くなったら亡くなったで良いのではないかと秀忠。投げやりなとたしなめる江。秀吉も亡くなった後の事については何かと手を打っているだろうと秀忠。それはそうだがと江。急に謝り、知りたい事以外は口を利かぬという約束だったと言って出て行く秀忠。)

(その後もよそよそしく暮らしている江と秀忠。そんな関係が1年近くも続いたのでした。)

(江の元気が無いと心配する正信。あの者は、秀勝の遺品を後生大事に携えているのだと秀忠。それは悋気というものだと正信。自分にも良く判らない、しかんし、江と居ると疲れるとぼやく秀忠。)

(秋。ヨシに淀殿への手紙を託す江。)

(その夜。離縁を言い出した江。ヨシに持たせた手紙は、秀吉から命じでもらう様に頼んだものでした。自分に一言も相談が無いのは愉快ではないと秀忠。自分の勝手な一存であると認めたと江。その話は明日にしようと言って寝てしまう秀忠。)

(夜中、眠れぬままに寝床を抜け出した秀忠。これで良かったのだとつぶやく江。その時、遠くから響く火事だという声。)

(侍女が止めるのも聞かず、秀勝の遺品と完の風車を取りに行く江。しかし、火の廻りが早く、炎の中に閉じこめられてしまいます。煙に巻かれ、気を失いそうになりながら、完と秀勝の名を呼ぶ江。)

(江と叫びながら助けに来た秀忠。秀勝の遺品に手を伸ばす江。それを棄てて、江を担ぎ出す秀忠。)

(江を助け出した秀忠。呆然と見つめる江。その江を見て、着物を水に浸して被り、再び炎の中に飛び込んでいく秀忠。彼は秀勝の遺品を取りに戻ったのでした。しかし、煙に巻かれて倒れる秀忠。)

(秀忠の帰りを待つ江。炎の中から奇跡的に生還した秀忠。あわてて駆け寄る江。持ち帰った遺品を江に手渡す秀忠。彼が怪我をしている事に気付く江。)

(夜回りの侍女が落とした火が原因だったらしいと正信。けが人が無かったのだから、誰も責めるではないと秀忠。)

(仮の寝室で、秀忠に礼を言う江。そして、秀勝の遺品を持ってきた事を詫びる江。もうどうでも良いではないかと秀忠。意地を張ってきた自分も自分だが、そんな私を放って置いたあなたもあなただと秀忠を責める江。落ち着けと江を宥める秀忠。)

(実は遺品を取りに戻った時、棄てていこうかとわずかばかり迷った、しかし江にとっては大事なものであろうと思ったので持って帰ったのだと白状する秀忠。これまでの事は許して欲しい、そして自分を妻にして欲しいと手を付いて頼む江。助けられた事で恩義を感じたのかと秀忠。そうではないと江。心から妻になりたいと感じたのかと秀忠。そうだと江。それなら自分の勝ちだと秀忠。とまどう江を抱きしめ、夫婦になりましょうと囁く秀忠。泣きながらはいと答えて、秀忠を抱きしめる江。)

今回も大河と言うよりホームドラマという展開でしたが、史実に沿った展開もあります。それは初と高次の関係で、二人の間に子は無く、高次は初との結婚6年目にして、側室に世継ぎとなる男子を産ませています。でも、それを初が知らなかったとすれば2年も隠していた事になるのですが、そのあたりはどうなのでしょう。

また、初が江に子供をくれと言った事は現実の事となり、このドラマの時期から8年後に江の四女を初夫婦が貰い受けて育てる事になります。そしてその娘は長じて後、側室が産んだ世継(忠高)の正室になるという道をたどる事になります。

ドラマとしては、よくも一年間も引っ張ったなという気がしますが、これは江が秀忠の最初の子を産むまでに二年かかっているという事を下敷きにしているのでしょう。本当の夫婦仲がどうだったのかは窺い知る事は出来ませんが、江は秀忠を尻に敷いた悪女というイメージで語られる事もあり、今回の演出はそれを払拭したいという意図もあったのかも知れません。

秀忠について言えば、微妙な男心を向井理が上手く演じていたと言えるのでしょうか。特に遺品を拾う事を躊躇する場面にそれが良く現れていました。そして、火事の後の指示の出し方に、後の君主らしさの片鱗が現れてもいましたね。

さらに家康については、いよいよダークサイドが露わになりつつあります。秀吉の死後の家康は陰謀家としか言えない様な人物に変貌して行くのですが、そのあたりをどう演出して行くのか楽しみではあります。北大路家康には今後注目ですね。

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