京都・洛中 蓮2011 ~立本寺 7.9~
平成23年7月9日の立本寺です。西陣の町中にある蓮の名所として知られるこの場所ですが、この日はやっと咲き始めたところの様でした。
出入り自由の境内に無造作に置かれているせいか、毎年花が切られただの、鉢ごと持ち去られただのと騒動が絶えないのですが、それでもアクセスフリーの姿勢を変えないところに寺の自負が感じられ感銘を受けます。
もっとも、本殿前は木柵で締め切られており、仏像盗難のおそれがある事から参拝者は寺務所申し出て欲しいとの張り紙が貼られていました。そう言えば賽銭箱もなかったなあ。本来開かれた場を目指すべき寺がこういう防衛策に出なければならないとは、世知辛い世の中になってしまったものだと思います。
まだ数は咲いていませんでしたが、蓮の美しさは変わりませんね。盛りはこれからで、咲き揃うとさぞかし見応えがある事でしょう。
蓮と言えば、なぜかトンボが付きものになっています。水があるからなのか、花に寄ってくる小虫を狙っているのか、それともたまたまなのか。
こうしたつぼみの上に止まっている事が多く、それもお気に入りの場所が決まっている様ですね。風に揺られるごとに飛び立つのですが、その都度旋回しては元の場所に戻っていました。トンボにとっては、居心地の良い足場なのかも知れないですね。
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コメント
蓮にトンボは絵になりますよね(*^_^*)
こちらのご住職は、時間があれば境内をお手入れされてます。お寺のものを平気で盗んだり壊したり罰当たりな人が多い世の中になったのは気が滅入ってしまいますねA^^;
投稿: Milk | 2011.07.12 09:53
私も月曜日に観に行きましたが、
花はまだ少な目でした。
とんぼには会えなくて、残念でした。
投稿: zuzu | 2011.07.12 10:39
Milkさん、
いつからこんな事になってしまったのか。
賽銭泥棒というのはあったけど、仏像を盗むなんて考えられなかった。
仏様がお金にしか見えないとは、悲しい限りです。
投稿: なおくん | 2011.07.13 00:40
zuzuさん、
まだ盛りには少し早い様ですね。
これから少しずつ咲いてくる事でしょう。
トンボは居ませんでしたか。
あまりに暑すぎて、どこかに隠れていたのかも知れませんね。
投稿: なおくん | 2011.07.13 00:41