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2011.07.02

京都・洛東 半夏生の庭2011 ~両足院 7.2~

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平成23年7月2日、半夏生の日に訪れた両足院です。今年の花暦は何かと合わない事が多いのですが、この庭の半夏生はまさに見頃を迎えていました。

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特別公開がある都度に訪れている庭ですが、やはりこの花が咲いている時が最高ですね。白と緑というシンプルな色彩なのですが、梅雨時のじめじめした空気の中ではこの上なく爽やかに感じます。

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半夏生はドクダミの仲間なのだそうですね。白く見えているのは葉で、先端から細長く伸びているのが花の集合体である花序です。おそらくだけど、この時期に白い花を咲かせるのは蛾を誘っているという事かな。夜に白い花は目立ちますからね。私は気付かなかったのですが、匂いもドクダミに似てるのだとか。その匂いも蛾には魅力的なのかも知れませんね。

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この時期の特別公開では、臨池亭という茶室で抹茶を頂く事が出来ます。この寺の紋章である月と星をあしらった茶菓子も美味しく、素敵な庭を眺めがらの一服はとても素敵な一時ですよ。

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ただ、拝観者の前で関係者が俗な事を言い合うのは止めて頂きたい。何か事務連絡の行き違いがあったらしいけど、下世話なやりとりを聞いていると、せっかくの舞台装置が色あせて見えてしまいます。宗教的荘厳さも含めての拝観なのですから、宗教者自らそれを貶めてしまうのは如何なものか。ちょっと残念な思いをした一幕でした。

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コメント

私も三千院の帰りに半夏生を見に行きました(*^_^*)

投稿: Milk | 2011.07.02 23:12

Milkさん、

大原の後に立ち寄られたのですか。さすがに凄い行動力だ。
心配していたこの花が暦通りの展開で良かったです。
この綺麗な庭を見た時にはほっとしましたよ。
詰まらないやりとりがなければもっと良かったのですけどねえ。

投稿: なおくん | 2011.07.03 07:23

↑う~~ん、何があったのでしょうかA^^;

投稿: Milk | 2011.07.03 09:42

Milkさん、

それほど大した事ではないのですが、
受付の事務の人とご住職の間で行き違いがあったらしく、
ちょっとしたやりとりがあったのです。
そこからさらに拝観料の事に言及されたりして、
聞かされているこちらとしては鼻白んだ思いをさせられました。
まあ、お寺も裏方に回れば一般の商店と同じで色々とあるのでしょうけど、
それを拝観者の目の前で繰り広げる事は無いでしょうという事です。
ましてや、拝観料の事まで言われると良い気はしません。
そういう生臭い話は、どうぞ事務室の中で行って頂きたいと思った次第です。

投稿: なおくん | 2011.07.03 11:28

毎度失礼します。

私も去年、大原のあとに行きました(^^;)
朝からゆっくり大原を堪能して、出町柳まで帰って
京阪で祇園四条へ…ですのでさほど疲れなかったです(^^;)

>関係者が俗な事を言い合う
私も何回かそういう場面に出くわしたことがあります。
マスコミの取材クルーが許可された区域以上に立ち入ってしまって
(故意か過失か不明ですが)
お寺のかたが長々と大声で叱ってたこともありました。
怖かった…
そのくらいならまだしも、拝観料がらみの話なんて最悪ですね。
いろいろあるでしょうけど表では押さえて欲しいですよね。

投稿: まきぼう | 2011.07.04 17:51

まきぼうさん、

あれま、大原~両足院というのは人気コースなのかしらん。
体力が保てば贅沢気分が味わえますね。

宗教者たるもの、俗な顔を安易に見せてはいけないです。
区々たる問題に囚われている姿を人前に晒してしまう様では、
品が下がるというものですよ。
正直言って、ちょっと幻滅を感じた瞬間でした。

投稿: なおくん | 2011.07.04 23:26

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