京都・洛東 京都新緑2011 ~法然院 6.4~
平成23年6月4日、深緑に覆われた法然院です。
法然院は参道には針葉樹が多く、この時期でも深緑と言った方がぴったりと来ますね。その一方で、境内にはもみじが多く、まだ新緑と呼んだ方が相応しい色彩でした。この山門の付近はその両方が混然と交わり、調和した佇まいになってますね。
それにしても、法然院は何時の間に人気の観光寺院になっていたのでしょうか。冒頭の写真を撮ろうとして人が居なくなるのを待っていたのですが、次々に拝観者が訪れてきて途切れる時がありませんでした。
ついには団体さんまでが押し寄せてくる始末で、かつての隠れ家的雰囲気はどこにもありません。静かな風情が値打ちの寺で、大勢で見に来る様な場所では無いと思うのですけどね。
山門内にある白砂壇では、丁度模様を描く作業が行われていました。一度は見たいと思っていた作業で暫く眺めていたのですが、熟練の技というのは凄いですね。時間の関係で最後まで見届ける事は出来なかったのですが、素人だと円を描く事でも難しいと感じました。仕上がりはどんな模様になっていたのだろうな。ちょっと気になるところです。
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コメント
けっこう外国人のお客さんが多いので
ガイドブックに乗ってしまったのかもしれませんねA^^;
白砂壇の作業見られたんですね!
私も一度見てみたいなぁ。。(*^_^*)
昨日、金福寺と詩仙堂へリベンジ!と意気込んでいきましたが金福寺はサツキは終盤A^^;
詩仙堂はまだ間に合いましたがお庭の黄菖蒲は終わってました。
どうも今年はタイミングがあいませんわヾ(^^;)
投稿: Milk | 2011.06.10 13:03
Milkさん、
確かに外人さんの一行も来ておられました。
この寺の雰囲気は、特にヨーロッパ系の人達には神秘的に映るのでしょうね。
でも、驚いたのは日本人の団体客でして、
何台ものバスを連ねて来る様な所なのかしらん?
もしかしたら、法然上人の大遠忌の関係なのかもしれませんが。
ああ、金福寺のサツキは終わっていましたか。
まだ見頃は続くかと思っていたのですが、残念でしたね。
私の方は今日も出かける事が出来ず、
花菖蒲の盛りは見る事が出来ずに終わりそうです。
投稿: なおくん | 2011.06.11 06:19