京都・洛東 梅雨の晴れ間に ~知恩院~
法然上人800年大遠忌を迎えた知恩院です。
大遠忌というのは50年ごとに行われる年忌の事で、今年は法然上人没後800年にあたるという訳ですね。何しろ50年に一度の大行事ですから何年も前から準備が行われており、受け入れ準備も大規模に行われています。御影堂にはこんなスロープが設置されていますし、三門には境内から通じる拝観者用の通路が設置されているという具合です。
本来は3月27日から法要が営まれる予定だったのですが、大震災の影響を鑑みて10月に延期されました。この秋には参拝に訪れる信者さんで、大賑わいを見せる事でしょうね。
その大遠忌に合わせて、境内では各所で大規模な修理が行われています。この黒門も長い間足場に隠れていたのですが、この春に修理が完了しました。さっそく潜らせてもらったのですが、各所に修理の跡が見えますね。かなり大きな接ぎ木や埋木の跡があり、相当に痛んでいたんだろうなと見て取れます。やはり木造だけあって、絶え間のない手入れが無ければ長く保たせる事は出来ないようですね。
この後の2枚は昨年撮った写真ですが、黒門を入って階段を登り切ったところに紫陽花が植わっています。知恩院ではあまり見ない花だと思うものですがどうでしょうか。今年もちゃんと咲いているだろうかな。
そして、夏の知恩院と言えば睡蓮ですね。納骨堂の前の池で咲いているのですが、お世辞にも綺麗とは言えない池ですので、まさに泥中から咲く美しい花です。
ちなみに、去年までは蓮の鉢植えが置かれていたのですが、今年はどうするのでしょうね。大遠忌に合わせて大々的に増やすのか、それとも場所が無いからと置くのを止めるのか、気になるところではあります。
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