« 京都・洛東 吉田神社~節分祭 追儺式~ | トップページ | 江~姫たちの戦国~5 本能寺の変 »

2011.02.05

京都・洛中 節分2011~因幡薬師~

Inabadou1102051

2月3日は節分。年が改まる前日のこの日は、京都の各地で様々な行事が行われます。京都好きには外せない一日ですね。なので、年明け早々に休暇の取得を宣言し、仕事をあれこれ調整してお休みを頂きました。

せっかくの有給ですから、目一杯活用しようと幾つかはしごをして来たのですが、最初に訪れたのがここ因幡薬師です。

Inabadou1102052

因幡薬師については以前に紹介した事があるのですが、由来は書いてなかったですね。

元はと言えば、ここは橘行平という人物の邸でした。行平は国司として因幡国へ赴任していたのですが、任期を終えて京に帰る途中、夢のお告げによって賀留津の海中から薬師如来立像を引き上げました。行平は当地に寺を建ててこれを安置したのですが、なんとこの薬師如来像が行平の後を追って京に飛来したのです。行平はこの薬師如来像を屋敷内に納め、お祀りしたのが因幡薬師の始まりとされています。

この故事があったのは長保5年(1003)の事とされますが、その後天皇家の篤い信仰を受け、安元年(1171)には高倉天皇から「平等寺」の寺号を賜わりました。

日本三大薬師の一つに数えられ、江戸期までは広大な寺域を有した大寺として栄えたのですが、幕末の大火で焼けて以来すっかり衰えてしまい、今は以前の様な賑わいは見られません。

Inabadou1102053

因幡薬師は因幡堂とも呼ばれています。この扁額を書いたのは三条実美公、さすがに堂々たる字ですね。

Inabadou1102055

そして節分の日には、朝10時から野菜の接待を受ける事が出来ます。私はネットで情報を知ったのですが、10時前に行っても何の告知もなく、間違えたのかとちょっと不安を感じました。でも、数人の人が集まっている様子だったので暫く待っていると、このテーブルが出て来たという次第です。先着100名なのですが、この時境内に居たのは10人程かな、もっと多いと思っていたので意外でした。

Inabadou1102056

頂いたのは、7つのん(運)の付く野菜のセットです。つまり、キンカン、レンコン、ニンジン、ギンナン、インゲン、ナンキン(かぼちゃ)、カントン(さつまいも)ですね。それぞれ小さく切られた一切れずつが入っていたのですが、キンカンを除いて軽く調理がしてあり、とても美味しかったですよ。

朝から嬉しい授かり物を頂けて、幸先の良い出だしでした。

なお、因幡薬師では、この日の夜には300本のロウソクを灯す万灯会が行われています。こちらは行けなかったのですが、さぞかし幻想的な光景が広がっていた事でしょうね。

|

« 京都・洛東 吉田神社~節分祭 追儺式~ | トップページ | 江~姫たちの戦国~5 本能寺の変 »

京都・洛中」カテゴリの記事

コメント

節分行事はあちこちであるのですが
時間が重なるのが玉に瑕ですね^^;

何処へ行こうか大変迷います。
今回初めての参加だったので悩んだ末
着付け教室の先生におんぶに抱っこということに(^o^)丿

楽しかったです♪

投稿: Milk | 2011.02.06 08:21

Milkさん、

私も散々悩んだ挙げ句、平安神宮を軸としてその前後に可能な箇所を入れ込んでみました。
ただ、メインの時間がどこも午後1時から3時の間の集中しているので、
なかなか難しいですよね。

そう言えば、因幡堂に居た人がガイドブックを手に、
連れの方に向かって色々説明をされていたな。
それぞれの特徴を知った上で、その一番良いところを選って行くのも一つの手かも知れません。

投稿: なおくん | 2011.02.06 22:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14874/50784289

この記事へのトラックバック一覧です: 京都・洛中 節分2011~因幡薬師~:

« 京都・洛東 吉田神社~節分祭 追儺式~ | トップページ | 江~姫たちの戦国~5 本能寺の変 »