京都・洛西 京都紅葉事情２０１０ ～大沢池 １１．２７～

平成２２年１１月２７日の大沢池です。この日は池周辺の紅葉が見頃を迎えつつありました。

大沢池の畔には、桜ともみじが相半ばして植えられています。春は桜の名所、そして秋には桜ともみじの紅葉が時間差で続くという仕掛けですね。

その桜はほとんどか散り果てており、この日は遠目にはもみじが見頃になっているかの様に見えました。

しかし、実際に行ってみると、意外な程色付いていなかったのですよ。まあ、こうして盛りに近い色の木もありましたが、半分以上は緑が残っていましたね。

大沢池の紅葉は、この写真の右手の奥にもう一つのポイントがあります。そこはもみじのトンネルになっているのですが、残念ながらその場所も大半が緑のままでした。

去年の記事を見てみると、１２月５日に丁度見頃だったのですね。すると、今日辺りが一番の見頃だったのかな。

でも、先日の風雨で先に色付いていた葉が散ってしまったかも知れないですね。この綺麗だった枝も、今ではすっかり裸になっている事でしょう。

嵯峨野で最後に色付くのが、この池と直指庵でしょうか。どちらも晩秋よりも初冬と言う言葉が相応しくなった頃に盛りを迎える、ちょっと寂しげな風情が漂う紅葉の名所です。