龍馬伝 ~寺田屋浜~
幕末の頃、伏見と言えば港町、京都を支えた舟運の玄関口でした。その面影を今に残すのが寺田屋浜、龍馬ゆかりの船宿として知られる寺田屋前にある掘割です。
正確に言えば宇治川派流と言うのかな、江戸時代には淀川を行き来する船が伏見の町に入るための水路でした。
古写真を見るとここに船付き場があり、寺田屋に向かって幅の広い階段になっていました。今は切り立った護岸になっているので寺田屋との繋がりは見えないのですけどね、かつては船宿と一体になった船の乗降場だったのです。
今はここを十石船が通って行きますね。私はまだ乗った事が無いのですが、たぶんこのあたりが一番風情があるのではないでしょうか。
その名の元になった寺田屋はと言うと、凄い賑わい振りを見せていました。元々人気のあるスポットではありますが、龍馬伝効果でますます人が集まっている様ですね。
その割に、こっちの浜辺の方には人気がないのが寂しいですね。せっかく風情のある場所なのですから、少しだけ回り道をしてみるのも面白いですよ。ドラマの様な風景とは少し違うけど、ちょっと想像力を働かせればお龍が働く姿を思い浮かべる事も出来るかも、です。
| 固定リンク
「龍馬伝」カテゴリの記事
- 龍馬伝48 ~龍の魂~(2010.11.28)
- 龍馬伝47 ~大政奉還~(2010.11.21)
- 龍馬伝46 ~土佐の大勝負~(2010.11.14)
- 龍馬伝 龍馬を殺したのは誰か5(2010.11.27)
- 龍馬伝45 ~龍馬の休日~(2010.11.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
伏見の灯篭流しはご覧になりましたか?
私は今晩、六道参りに行って来ました(*^_^*)
投稿: Milk | 2010.08.07 23:16
Milkさん、
この写真は先週に撮ってきたものでして、残念ながら灯篭流しは見てません。
昨日は私も午後遅くに六道参りに行き、
夕方からは七夕を見る為に鴨川へ行ってました。
その前に昼間は蓮を追いかけてましたので、
最後は伏見に寄る体力は残っていなかったのです。
なかなか行く機会が無いのですが、いつかは見たい行事ですね。
投稿: なおくん | 2010.08.08 07:47