京都・洛北 御手洗祭2010 ~下鴨神社~
土用の丑の日に健康を祈願する行事、下鴨神社のみたらし祭が今年も行われています。足漬け神事とも言われ、文字通り御手洗池に足を漬けて歩き、神前に灯明を供えて健康を願うという行事です。
みたらし祭は午前5時30分から午後10時30分まで行われているという時間帯の長い行事で、訪れやすいのが特徴ですね。我が家はいつも早朝に行く事にしているのですが、今年は祇園祭の花傘巡行と重なったため、時間を合わせるべく少し遅めの参拝となりました。それでも朝の境内は清々しく、清浄な空気で満ちています。
みたらし祭に参加するには、灯明代として200円が必要です。片手に竹串に刺したロウソク、もう片方の手には靴を入れた袋を持つ事になるので、あまり大荷物を持って行くとちょっと困る事になりますよ。
池の源泉は、井上社の下から汲み出した井戸水です。ですから身を切る様に冷たく、震え上がってしまいますよ。でも、水から上がって暫くすると足先がほかほかと暖かくなり、とても気持ちが良くなるのです。
あまり風がある訳では無かったのですが、どういうものかロウソクの火は消えやすく、皆さん苦労していた様です。本来は池の脇に3カ所ある種火から火を分けて貰うのですが、ここまで保たなかったので他のローソクで火を付けさせて貰いました。
池から上がった後に振る舞われるのが、池の源泉と同じ井戸水ですね。とても冷えていて美味しいですよ。
こちらが足形祈祷木です。この裏に名前と年齢を書いて井上社の前の水槽に浮かべておけば、無病息災・健脚祈願が出来ると言うわけですね。一人一枚ずつで、1枚につき200円が必要です。
毎年奉納されている夏野菜です。昔は地元の農家からだったのでしょうけど、今は周辺に畑なんてありませんよね。とすると、上賀茂か西加茂あたりの農家からなのかしらん?今年は青物が少なめな様な気がするのですが、あまりに雨が多すぎたからなのでしょうか。
みたらし祭は明日26日までです。先にも書いた様に午後10時30分まで行われていますので、京都周辺の方なら仕事帰りでも十分に間に合います。冷たい水に浸かれば暑さも吹っ飛びますし、暑気払いにはもってこいの行事ですよ。
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コメント
昨晩、仕事が終わってからかけつけました(^o^)丿
ちょうど私が行った頃が人出のピークで本殿を超えて門の外まで大行列^^;
今年も足のお守りを頂いてやれやれです(*^_^*)
投稿: Milk | 2010.07.26 08:16
Milkさん、
記事を拝見しました。夜はそんなに混むのですね。
雰囲気は良さそうなので一度行ってみたいのですが、
昼間出かけていると疲れてしまって、ここまで行く気力がありません。
でも、来年は頑張って夜を狙ってみようかな。
投稿: なおくん | 2010.07.26 21:02