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2010.07.18

祇園祭2010 宵々山~保昌山から四条通~

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大荒の天候の中で迎えた2010年の祇園祭でしたが、宵々山のこの日も夕方まで強烈な雨に見舞われていました。このため客の出足が鈍く、寂しい祭の夜になりそうだったのですが、幸いな事に日が暮れる頃にはさしもの雨もほぼ上がり、時間と共にいつもの賑わいが戻ってきました。

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この日、最初に訪れたのが保昌山です。このところお気に入りの場所になっていまして、私の宵山巡りはここから始める事にしています。

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この山を最初の訪問地にしているのは、五条からここを目指して歩けば途中の混雑が避けられるという利点がある事が理由の一つですが、ご神体の藤原保昌という人物が気に入っているからでもあります。高貴な身分にありながら、恋いしい女の願いとあらば御所の梅を盗んで来るという無茶をする、なんとも面白い人だったのですね。

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その保昌の逸話からこの山には縁結びのご利益があるとされており、どこよりも若い女性の比率が高い事でも知られます。町会所の様子はご覧の通りでして、私が入り込む余地など少しも無かったのでした。

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この山でも、ちまき売りの歌を歌っていました。何とも風情があって良いのですが、そうどこでもやっているという訳ではもありません。私が他で知っているのは、南観音山、八幡山、霰天神山、白楽天山あたりですね。船鉾も子供が売り子をしていますが、歌は無い様です。

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保昌山の次は岩戸山を目指します。これも定番のコースになっていまして、なるべく混雑を避けたいという配慮から来ています。それにしても、道行く人が少ないですね。

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岩戸山は、山でありながら鉾に準じた形式を持つ曳き山です。つまり、まず囃子方が組織され、山の上部にその囃子方が乗る座敷と屋根を持ち、さらには担ぐのはもはや無理ですから車輪が付けられたのですね。決定的に違うのは、山には稚児が居ないという点です(そう言えば船鉾にも稚児は居ませんが)。

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岩戸山もその上部に上る事が出来ます。宵山でも割合拝観者が少なく、入りやすい場所ですよ。ただ、この日は船鉾を目指していたので、寄らずに済ましました。

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船鉾にお邪魔した後は新町通を上って行きます。この日は本当に空いていて難なく歩けたのですが、次の日には大混雑になっており、30分近く渋滞に巻き込まれてしまいました。ここは混んでいる方が普通でして、のんびりと歩けたこの日の方が異常だったのですね。

その途中では、大船鉾の祇園囃子が演奏されていました。大船鉾は、江戸時代の末に焼失してしまった休み山でしたが、平成9年にお囃子が復活し、今また本体の復元に向けて動き出したそうです。復活した暁には、行列にも加わるのでしょうね。まだまだ先は長いでしょうけど、頑張って頂きたいものです。

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四条通に出ると、西の空の雲が切れて赤くなっていました。長かった梅雨の末期を思わす空模様でしたが、この二日後に梅雨明け宣言が出されています。

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この日は仕事帰りだった事もあって、ここまでで体力が尽きてしまいました。翌16日はお休みを貰ったので、昼過ぎから宵山へ出かけてきました。その様子は明日以降アップする予定です。

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コメント

私が船鉾の順番待ちのとき、下から子供達の歌声が聞こえていましたよ。
帰る頃浴衣を着た女子がご神体が飾られている前に順序良くならんで座っていました。

投稿: Milk | 2010.07.18 22:07

Milkさん、

あっ、そうなのですか。船鉾の売り子は何度も見ているのですが、
歌っているところは見た事がありませんでした。

そうすると、たまたま歌わない時に当たっていただけなのですね。
来年聞きに行く楽しみが出来ましたよ。

投稿: なおくん | 2010.07.18 23:29

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