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2010.06.11

京都・洛西 嵯峨豆腐 ~森嘉~

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京都は美味しい豆腐が沢山ある豆腐処としても知られます。その数ある豆腐の中でも、嵯峨野を中心とする地域で作られているのが嵯峨豆腐。とりわけ、森嘉という店が最も良く知られています。

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嵯峨豆腐と言っても、全ての店に共通する特徴は無い様ですね。要は嵯峨野で作られた豆腐というくらいの意味で、あえて言うなら嵯峨野の気候風土で作られた豆腐という括りになるのでしょうか。突き詰めて言えば、水が違うという事になるのかも知れません。

その嵯峨豆腐の名を世に知らしめたのが森嘉、清涼寺の東隣に位置する豆腐屋さんです。

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森嘉は元はと言えば材木商で、その歴史は安政年間までは遡れる様です。豆腐は店の傍らで売っていたそうですが、いつしかそれが本業となっていたのだそうです。

森嘉の名が知られるようになったのは第二次世界大戦後の事で、4代目が中国から硫酸カルシウムを凝固剤として使う技法を持ち帰った事がきっかけとなりました。普通のにがりを使った豆腐に比べて腰がある割に柔らかく作れる事が特徴で、その独特の風味が評判となった様です。

そして、川端康成の「古都」で取り上げられ、さらにその映画にも登場した事で一躍有名になりました。

今でも石臼で大豆をすり下ろし、薪を使って豆乳を炊いているのだそうですね。その方が美味しい豆腐が出来るかららしいのですが、その一方で国産大豆100%使用という事では無い様です。国産大豆が60%なのに対し、カナダ産(又はアメリカ産)大豆を40%程度使っているのだとか。これは国内産だけだと質、量共に安定しないためらしいのですが、意外と言えば意外ですね。

写真のパックが白とうふで、1パック400円とちょっと割高ですね。ただし、分量としては2丁分入っているので、スーパーで買うよりは少し高い程度でしょうか。もし入れ物を持参した場合は、1丁だけでも買う事が出来ます。まあ、これは近所の人向けなのでしょうけど。

実際に食べてみると、確かに柔らかかったです。そして、ほのかな甘味のある美味しい豆腐でした。評判になるたけの事はありますね。

豆腐の性質上、遠くにまで持って帰るというのは大変でしょうけど、嵯峨に行った時には寄ってみられてはどうでしょうか。お土産にするなら、これも評判の良いひろうすの方が持ち運びに便利で良いかもしれませんね。

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コメント

有名ですよね森嘉のとうふ。
私は柔らかいお豆腐大好きなんですが
相方は固い木綿が好きでして
京都のお豆腐は不評ですのA^^;

最近、南禅寺の帰りに順正でお豆腐買って帰ったんですけどねヾ(^^;)

投稿: Milk | 2010.06.12 15:04

Milkさん、

京都にも木綿豆腐はありますからご主人用にはそれを買って、
ご自分用には柔らかいのをなんていうのは駄目ですか。

でも森嘉の場合は2丁分ですから、ちょっと多いかな。

投稿: なおくん | 2010.06.12 23:59

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