京都・洛西 新緑2010 ~鳥居本~
嵯峨野に新緑を求める散策は、鳥居本までやって来ました。ここでのお目当ては、一の鳥居周辺のもみじの新緑です。
真ん中に石畳がある道が愛宕街道。愛宕神社へと参拝する人が通る道ですね。その両脇に、くずやと呼ばれる茅葺きの農家風民家と瓦葺きの町家風民家とが混在して、独特の景観を形成しているのが鳥居本と呼ばれる界隈です。
そして、これが象徴的な一の鳥居。ここから愛宕神社の参道が始まるという印ですが、まだまだほんの入り口であり、実際に神社にまで至るには険しい山道を行かねばならず、優に3時間程は掛かる様ですね。ちなみに、私はまだ行った事がありません...。
新緑に染まる平野屋さんです。茅葺きの屋根から瓦葺きの軒が出ているという、独特の造りになっていますね。この景観は、最も奥嵯峨らしい風情の一つと言って良いのでしょう。
この付近では、リュックを背負ったハイカーの人達を多く見かけます。これから愛宕神社へと向かうのか、それとも清滝めぐりをするのか、どちらかなのでしょう。
ここを過ぎると急に景観が変わり、山道へと入って行きます。その分岐点となるこの場所で一息入れる人は多い様ですね。街道沿いの茶店の役割は、今も昔も代わることなく続いている様です。
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コメント
こんばんは mamiです
嵯峨野の新緑に赤い鳥居、眩しいほど鮮やかですね!
先日の雨の南禅寺もしっとりとして素敵でした ^m^
私同様、京都大好きな母と一緒に楽しませてもらってます
京都の梅雨はいつごろなのでしょうか?
札幌は春とは名ばかりの寒い日が続いていましたが、今日くらいからやっと暖かくなってきました!
今は桜と梅が見ごろです (不思議でしょうが同時期に咲くんですよ)
北海道もやっと春の花々が一度に咲き始める良い季節になってきます (*^_^*)
投稿: mami | 2010.05.15 22:59
mamiさん、
新緑の季節は、晴れて良し、雨が降っても良しで、
お薦めですよ。
是非、ご家族で遊びに来て下さい。
京都の梅雨は、6月半ばから7月半ば頃まででしょうか。
昔は祇園祭の頃に明けると言われていたのですが、
ここ何年かはは御多分に漏れず気候が不安定で、
さらに遅くなる事も珍しくないですね。
ブログ拝見しました。如何にも春らしい、綺麗な景色ですね。
北国では一度に春の花が咲くとは聞いていますが、
梅まで一緒なんですね。
こちらでは梅の実が少し大きくなり、ヤマザクラにはサクランボが実っています。
同じ日本でも随分と違いますが、
リアルタイムにわかり合えるのがネット社会の良いところですね。
投稿: なおくん | 2010.05.16 08:35