葵祭２０１０ 路頭の儀 本列 警護の列から内蔵寮の列まで～京都御苑～

平成２２年５月１５日、葵祭に行ってきました。今年は土曜日に当たり、翌日もお休みだという事でフルに楽しもうと思い、京都御苑での観覧からスタートしました。

京都御苑で葵祭を見るのは初めての事でして、勝手が判らなかったので早い方が良いかと２時間前に現地入りしました。結果は正解で、正面になる場所は既に押さえられていたものの、最前列は確保する事が出来ました。あと３０分遅かったら、難しかったかも知れないですね。

さて、路頭の儀の始まりは、乗尻の先導からです。正確には平安騎馬隊の２騎がこの先に居るのですが、そこは省略とさせていただきます。

続いて現れるのが警護の列です。検非違使の庁の役人達の列ですね。

この方が検非違使の志（さかん）。長官から数えて４番目の序列になるそうです。

こちらが、検非違使の尉（じょう）。志よりも一つ上の位になるそうですね。ですから着物も赤みを帯びており、志よりも後の順番となります。

この人が、たぶん鉾持でしょう。志の方に付いている方で、もう一人黄色い衣装の人が尉の方に付いています。そちらは、上賀茂神社の時にアップしますね。

そして、山城使です。行列が御所を出ると洛外となるため、山城国司庁から警護に派遣された次官なのだそうですね。

その山城使に使える雑色、手振、舎人達です。はるか後方に御幣櫃が写っているのだけど、この写真では判らないな。

この方は内蔵寮史生（くらりょうのししょう）です。神前に供える御幣物を管理する役人で、上賀茂、下鴨両神社担当が一人ずつ居られます。

路頭の儀は長いので、今日はここまでとさせて頂きます。京都御苑だけで３日掛ける予定ですので、よろしくお願いしますね。