京都・洛中 京都桜事情2010 ~平野神社 4.10~
平成22年4月10日の平野神社です。ここはさすがに桜の名所だけあって次々に見頃を迎える桜があり、この日も華やかな雰囲気に包まれていました。
桜苑の方はさすがに見頃を過ぎていましたが、境内はまさに真っ盛りでした。この大ぶりでやや色の濃い桜は衣笠桜。この花色が褐色の葉と良く調和して美しいですね。
その隣で咲いているのが大内山桜。ほんのりとした桜色の八重桜です。
本殿の南で咲いているのが白雲桜。この日はまだ5分咲き程度でしたが、満開になるとその名の通り白い雲を思わす美しい姿になる桜です。
そして、境内で最も華やかなのが八重紅枝垂れ桜です。この日は満開・見頃となっていました。ただし、ここも御多分に漏れず、最高潮には遠い状態でしたね。
この清楚な花は一葉。本当に美しい花で、それほど目立つ訳でもないのに人気は高かったですね。
この日は丁度「桜祭神幸祭」に当たっていました。上手い具合に巡行の時間と重なったので、初めてその行列を見せて頂きました。
その先頭を歩くのが赤と青の鬼なのですね。これって、どういう謂われがあるのでしょう?魔を祓う先導役という事なのかな。
全ての行列を把握している訳ではないのですが、基本的に時代絵巻になっている様ですね。この女人行列には外人さんも混じっていましたよ。
市女笠に虫の垂れ衣姿は、平安時代の貴族を表しているのでしょうか。上品で奥ゆかしい感じがするのが良いですね。
そして、凛々しい騎馬武者です。騎馬武者はもう一騎居て、時代絵巻らしさを演出していましたよ。
偶然ながら、竜安寺から上賀茂神社へと向かう途中で、再び行列と遭遇しました。ホームページに依れば、結構長い距離を歩くのですね。
この女人行列は織姫様。なるほど、織物の町、西陣の祭りらしい演出ですね。
こちらは、オープンカーに乗った宮司さん達。それにしても、レクサスとは驚きました。豪華なのは良いけれど、ちょっと場違いという気もしますね。て、余計なお節介かな。
それほど大きな行列ではなかったですが、こうした街中で出会うと如何にも地域密着型という感じがして、好感が持てました。2度も見る事が出来るとはちょっとした幸運でしたね。
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コメント
なかなか良い行事ですね♪(*^_^*)
桜も綺麗だし言うことなし!
投稿: Milk | 2010.04.16 11:07
Milkさん、
この日はお祭りである事を知らずに行ったのですが、
上手い具合に巡行に出会えてラッキーでした。
境内の桜が丁度見頃で、中でも衣笠が満開だったのが嬉しかったです。
この桜、結構お気に入りなのですよ、はい。
投稿: なおくん | 2010.04.16 20:34