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2010.04.28

京都・洛中 京都桜事情2010 ~平野神社 4.24~

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平成22年4月24日の平野神社です。さしもの桜の名所もすっかり葉桜が目立つ様になり、桜祭の頃の様な華やかさはありません。それでも一歩境内に入れば、最も遅咲きに属する八重桜達が見頃を迎えていました。

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この日満開を迎えていたのが平野妹背。冒頭の写真の様に二段咲きをする面白い桜ですね。そして、5月になれば、その名の由来となった面白い形のサクランボを見る事が出来ます。とは言っても、まだ現物は見た事は無いのですが。

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二段咲きではないけれど、時間と共に大輪になっていくのが突羽根桜です。これでまだ半分くらいでしょうか。この花もまた、最後まで見た事が無いないですね。(お詫びと訂正:H23年に最終形を確認した結果、この花は最後に二段咲きをする事が判りました。ここにお詫びのうえ、訂正をさせて頂きます。)

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こちらは、緑の花を咲かせる鬱金です。まだ満開を保っていましたが、花の中心部から赤くなっており、既に終盤を迎えている事を窺わせます。

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もう一つの緑の花である御衣黄もまた、花の中程が赤くなっていました。この花も盛りを過ぎたという事ですね。

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楼門を潜ってすぐのところでは、おけさが満開・見頃になっていました。色の濃い、いかにも八重桜という風情の桜です。

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一週間前に見頃となりつつあった松月は、既に盛りを過ぎていました。ただ、枝によっては、まだ咲いたばかりの花もありました。

この花を良く見ると、普賢象と同じく牙が出ているのですね。名札が無ければ間違えてしまいそうです。桜の見分け方はなかなか難しいですね。

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参道沿いでは、山吹が鮮やかな花を咲かせていました。稲荷社の鳥居の朱色との対比が何とも美しかったです。

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そして桜池では、一初が咲き揃っていました。不順な天候が続いても、植物の世界では確実に季節が動いているのですね。

春の桜から初夏の花へと主役交代です。

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コメント

平野神社は桜だけではないんですね(*^_^*)

一初が咲いているのは知りませんでした。

投稿: Milk | 2010.04.28 23:30

Milkさん、

大鳥居を潜ってすぐ右側、桜池の中で咲いています。
青と白の二種類が咲いており、この日はどちらも満開でした。

今ならジャーマンアイリスの大きな花穂が出ているので、
場所はすぐに判ると思いますよ。

投稿: なおくん | 2010.04.28 23:46

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