京都・洛中 京都梅事情２０１０ ～北野天満宮 ３．１３～

平成２２年３月１３日の北野天満宮です。この日は早咲きの梅は終了していましたが、遅咲きの梅が開花し始めており、依然として見頃は続いていました。

それにしても、１月に咲き始めてからずっと続いているのですから、梅の花期は本当に長いですね。それだけこの境内には沢山の種類が植わっているという事なのでしょうけど。

でも、ピークは２月の半ばから末頃だったかな。境内が梅色に染まっていた時に比べると、やはり寂しい感じは否めません。

境内にはまだ蕾が膨らんだところという梅もあり、３月末頃まで花は続くのでしょう。ただ、その頃には桜に話題が移って、見に来る人も少なくなるのでしょうね。

本殿の西側では、源平咲きの梅がありました。一本で紅白が揃うのは綺麗なのですが、本当にどういう仕組みになっているのでしょうね。

３月半ばとなると受験シーズンも最終盤、お礼参りに来る人や最後のお願いに来る人などで、結構賑わっていました。多くの人の願いが叶っていると良いですね。

実のところ、今年の梅はあまりぱっとしない所が多かった様に思うのですが、その中で北野天満宮はいつもながらの見事なものでした。さすがに名所と呼ばれるところだけに、日頃の手入れからして違っているのでしょうね。

これだけの梅を見せて貰えたのですから満足の一言です。次は本殿東側にある桜が楽しみですね。その花が咲くのは４月中旬、桜の季節も終盤に入った頃です。一番良いタイミングで見られる様に、これからもこまめに来なくてはね。