« 京都・洛北 雪のふりたるは2010 ~実光院~ | トップページ | 京都・洛北 紀元祭2010 ~上賀茂神社~ »

2010.02.11

京都・洛北 雪のふりたるは2010 ~寂光院~

Jyakkouin1002111

実光院を出て、寂光院へとやって来ました。私的には、三千院から寂光院へと向かう道すがらが、大原の中でも一番好きですね。昔ながらの山里の佇まいが残り、それでいてどこか雅な風情もあるという素敵な道行きです。

Jyakkouin1002112

とは言うものの、この日は突然吹雪いて来て前が見えなくなるなど、たどり着くまでが結構大変でした。帰り道に雪が氷っていたらどうしようと心配もしたのですが、幸いな事に道路の雪は溶けていたのは助かりました。

Jyakkouin1002113

雪の寂光院は、端正な御堂がモノトーンの世界の中にすっと現れるような感じで、幻想的ですらありますね。

Jyakkouin1002115

さらさらとかすかに雪が傘に当たる音以外は、何も聞こえない静かな世界です。いや、雪を踏む、きゅっきゅっという足音は聞こえていたな。

Jyakkouin1002116

平家物語には雪の景色は出て来ませんが、建礼門院もまたこんな世界に住んでいたのでしょうか。都では雅な雪も、ここでは厳しい冬の現実だった事でしょう。

Jyakkouin1002117

豊臣秀吉が寄進したという雪見灯籠。錆びた鉄の色と雪のコントラストが美しいですね。これが夜で、明かりが灯っていたら、どんなに素敵だったでしょうね。

Jyakkouin1002118

ここではマンリョウの赤い実が、雪の中で存在感を見せていました。鳥の目には、素晴らしいご馳走に見えているのだろうな。

Jyakkouin10021110

普段は現実が待つ山門の向こうも、この日ばかりは別世界の様でした。雪の大原で過ごした半日は、日常を忘れさせてくれる、とても素敵な時間でしたよ。

|

« 京都・洛北 雪のふりたるは2010 ~実光院~ | トップページ | 京都・洛北 紀元祭2010 ~上賀茂神社~ »

京都・洛北」カテゴリの記事

コメント

おはようございます、なおくん様

大原の雪は、幽玄ですね。
寂光院の閑寂な様は、何と素晴らしいのでしょう。
世に隠れた建礼門院は、更に雪によって隠れる大原を、嘆かれたのか、それとも慰められたのか。
なおくん様のお写真で、思いをはせました。

投稿: いけこ | 2010.02.12 09:21

いけこさん、

平家物語には何も書かれていませんが、
日常的に雪が降る山里は、女院には厳しい環境だったのではないでしょうか。
それとも、栄華の日々に思いを馳せて、
雅を感じた瞬間もあったのかも知れません。

寂光院は、そんな想像を巡らせたくなる場所ですね。

投稿: なおくん | 2010.02.12 20:23

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14874/47506495

この記事へのトラックバック一覧です: 京都・洛北 雪のふりたるは2010 ~寂光院~:

« 京都・洛北 雪のふりたるは2010 ~実光院~ | トップページ | 京都・洛北 紀元祭2010 ~上賀茂神社~ »