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2009年5月

2009.05.04

京都・洛北 斎王代御祓の儀~下鴨神社~

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5月の京都は葵祭に明け暮れます。特に連休中には行事が重なっており、今日は斎王代御祓の儀が下鴨神社にて執り行われました。

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5月を迎えて、下鴨神社を取り囲む糺の森は、新緑から深い緑へと変わりつつあります。この鬱蒼として神さびた雰囲気は、この神社独特のものですね。

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御祓の儀は、夏の土用に御手洗祭が催される御手洗池で行われます。まずは、女童達にかしずかれた斎王代が儀式の場に現れます。

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一同が席に着くと、神職に依る祝詞の奏上があります。そして、斎王代以下行列に参加する内侍、命婦らお付きの人達全員に対してお祓いが行われ、いよいよ斎王代が御手洗池の水に手を浸す事となります。しかし、私の居た位置からはその場は見る事が出来ず、一番絵になる瞬間の写真はありません。ちょっと残念ですね。

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さらにお祓いの儀式は続き、この写真は竹串を左右の手に持ち替えて穢れを移した後、二つに折っている所です。右の女童がまだ折っていない竹串を持っているのが判るかな。この竹串は後で御手洗川に流される事になります。

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全ての儀式が終わった後は、来賓も含めた記念写真となります。今年の斎王代は千万紀子さん。裏千家のお嬢様なのですね。小さくて判りにくいでしょうけど、斎王代の後列二人目が祖父の千玄室大宗匠、その右隣に千宗室ご夫妻が居られます。

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記念撮影の後は神前でご報告があり、神服殿へと移ります。ここから先は葵祭本番のリハーサルが行われたはずなのですが、時間の関係で見る事は出来ませんでした。竹串を川に流すところは見たかったな。

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参考までに記しておくと、儀式は御手洗池の南側で行われ、北側は観覧席となっています。ただ、確認はしていませんが、入れるのは招待者だけの様でしたね。私の様な一般者は周囲から見る事になりますが、30分前に着いたのでは、最前列の確保は無理でした。特に斎王代が池に手を浸す場面が見られる場所は、相当早くに行かないと駄目な様です。

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帰り際、糺の森の緑を撮りながら歩いていると、傍らをポニーに乗った女の子が通り過ぎていきました。流鏑馬神事保存会がポニーの馬車を主催している事は知っていましたが、こうして単独で乗る事も出来るのですね。後ろから追い越された時には、ちょっと驚いたけどね。

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糺の森の緑は本当に綺麗です。明日はまた歩射神事という行事が下鴨神社で行われますが、もし行かれるならこの爽やかな緑も是非味わってきて下さい。この緑を浴びるだけでも行く値打ちがありますからね。

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2009.05.03

京都・洛北 流鏑馬神事~下鴨神社~

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平成21年5月3日に行われた下鴨神社の流鏑馬神事に行ってきました。これは5月15日に本祭を迎える葵祭の前祭として行われているもので、糺の森につしらえられた馬場を疾駆する馬上から、3つの的に向かって矢を放つという神事です。

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葵祭における流鏑馬の歴史は古く、続日本紀の中に698年(文武天皇二年)の記述として、賀茂祭の日に民衆を集めて騎射を行ってはいけないとあるそうです。この伝統ある行事も明治維新を境に一度は途絶えてしまったのですが、昭和48年に復活され今日に至っています。

この流鏑馬は公家の装束を着て行うもので、全国でもここだけにしか残っていないそうですね。如何にも京都らしいとは言えますが、実際に騎乗している人は京都に限らず全国から集まって来ている様です。このあたりは、上賀茂神社の賀茂競馬と事情は似ていますね。

今回は場所取りが悪くて、満足な写真が一枚も撮れませんでした。代わりに動画はそれなりに撮れていたので、ここに2つアップします。まあ、雰囲気は判かって貰えるかと思いますよ。

参考までに記しておくと、3箇所の的の前に有料席が設けられており、観覧料として2000円が必要(800円のパンフレット代込み)となります。これは1000席用意されており、参道中程に設けられた受付でチケットを購入する事になります。私は12時過ぎに着いたのですが、既にチケットを求める人の行列がかなり伸びていました。

しかし、結果として全て売り切れる事はなく何席かは余っていた様ですから、お金を出すつもりなら座って見る事が出来ますよ。

その観覧席の後ろが自由席となっており、12時過ぎには一列目は全て埋まっているという状況でした。私は2列目を確保して2時間以上粘ったのですが、結果として普通に写真を撮るのは無理でしたね。なぜと言うに、まず有料席の最前列に座っている方が写真を撮る時に立ってしまうのですよ。つられて後席の人も次々と立ち上がってしまい、自由席からはほとんど見えないという事になったのです。手を上に伸ばして動画を撮るのが精一杯で、むしろ良く撮れた方だったと思いますね。

最前列だったら座って写真を撮れば良さそうなものなのですが、たぶん目の前にロープがあるせいなのでしょうね、カメラを構えて立ち上がってしまうのです。無論一部の人だけなのですが、連鎖反応的にそこかしこで立ち上がるので、視野を塞がれるのには十分な状態でした。

こういう場合、前の人は後ろの人の迷惑を考えて立ち上がらないのが暗黙のルールだと思うのですが、もうそんなのは通用しなくなっているのかな。ちょっと寂しい現象ですね。

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