京都・洛南 千本鳥居~伏見稲荷大社~
伏見稲荷大社を訪れてきました。ここに来るのは2年半ぶりの事になりますね。前回は夏の終わりで、まだまだ暑かった事を覚えていますが、今回は真冬です。でも、この神寂びた雰囲気は、いつの季節でも変わりませんね。
お稲荷さんならではのこの数多くの鳥居は、商売繁盛を祈願するため商売人達が奉納したものです。ずっと見て行くと、地元京都だけでなく、大阪や神戸、さらには東京の企業に至るまで様々な名前を見る事が出来ます。
俗に千本鳥居と呼ばれるのは、奥の院の手前で参道が2本に分かれるところから先の部分の事を指します。鳥居はぐっと小さくなるのですが、その密度は反対に濃くなり、文字通り鳥居で出来たトンネルの中を歩く様な形になります。
参道の外側を見るとこんな感じで、まるで鳥居で出来たシェルターの様ですね。
この鳥居も全て信者から奉納されたもので、本当に何本あるのでしょう?耐用年数がどれくらいあるのか判りませんが、中には今ではもう無くなってしまった会社もあった様な。
前に人が居るとそうでも無いけど、一人だけになってしまうとかすかに不安を感じてしまいますね。あの向こう側はどうなっているのだろうと、ふと考えてしまう、そんな不思議さを湛えた空間です。
| 固定リンク
「京都・洛南」カテゴリの記事
- 京都・洛南 京都紅葉事情2018 ~東寺 12.8~(2018.12.10)
- 京都・洛南 そうだ京都、行こう2018・秋 ~酬恩庵 一休寺~(2018.10.22)
- 京都・洛南 蓮2018 ~東寺 8.5~(2018.08.10)
- 京都・洛南 蓮の名所案内 ~東寺~(2018.08.03)
- 京都・洛南 京都紫陽花事情2018 ~藤森神社 6.16~(2018.06.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
千本鳥居は本当に不思議な空間ですよね。
このままどこか違う世界につながってそうA^^;
投稿: Milk | 2009.02.01 16:04
Milkさん、
前後に人が居るとそうでもないのですが、
どうかすると一人っきりになる時があって、
ふとした不安に陥ってしまう事がありますね。
向こうから手まりがころがって来たりして、
て、これはコナンのエンディングでした。
投稿: なおくん | 2009.02.01 19:07