夏の旅2008~足摺岬・竜串~
四万十川を後にして、足摺岬へと向かいます。その前に立ち寄ったのが、足摺半島の付け根にあたる竜串。奇岩と珊瑚が広がる海で知られる観光スポットです。
ここでの予定は、海底に広がる珊瑚を眺めるグラスボートに乗る事でした。前日は豪快なクジラ、そしてこの日は美しい珊瑚を見て土佐の海を堪能するはずだったのですが。
なんと、波が荒いために船が欠航してしまったのです。天候は穏やかだったのですけどね、陸の天気と海の状況は、必ずしも一致するものではない様です。後で調べるとホエールウォッチングも欠航だったらしく、1日違いで危うく乗れないところでした。危ない、危ない。
竜串はこうした泥岩や砂岩から成り立っており、この湾の向こう側が見残し海岸と言って、やはり同じ様な奇岩が織りなす景観が一面に広がっている場所なのだそうです。
こんな具合に天気は上々で、海も一見して穏やかにみえるのですけどね、実際には冒頭の写真の様に荒れていて、2m近い波が立っていた様です。
欠航してしまったものは仕方がないので、もう一つのスポットである海底展望塔へと向かいます。ここは海の中に建っており、遠く海上を見わたすだけではなく、海底にある窓を通して海の中を見るための展望塔なのです。
展望塔の底には円い窓が幾つも設けてあって、そこから海の中を見通せる様になっています。実際の感じはこんな具合で、展望塔の周囲を沢山の魚が泳ぐ様を見る事が出来ます。天然の水族館という感じですが、当然ながらすべて野生の魚であり、またスケール感も水族館とは桁違いですから、なかなか見応えはありますよ。
ただ、やはり波が荒いせいで透明度が低く、あまり鮮明に見る事が出来なかったのが残念です。
実のところ、ここに来るまでは竜串がどんな所かは知りませんでした。足摺岬は知っていても、竜串は知らないという人が多い事でしょうね。四万十川から岬に向かうには少し逆モーションになってしまうのですが、わざわざ寄ってみるだけの価値はある場所ですよ。海底展望塔だけでも面白いし、ボートに乗れたらさらに楽しい事でしょうね。
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