京都・洛東 六道まいり~西福寺・六波羅密寺~
普段は静かな松原通ですが、六道まいりの間は屋台が出揃って賑わいます。水塔婆などお参り用のグッズや仏事関係の屋台が主なのですが、中には普通のお祭りと同じく食べ物関係の屋台もあって結構楽しめます。
そして、六道の辻と言えばやはり幽霊子育て飴ですよね。以前はもっと東の坂の途中にあったのですが、今は六道の辻の交差点に移っています。普段は夕方には閉められているのですが、やはりこの時期はお参りに合わせて夜遅くまで開けられている様ですね。
私も一袋買って帰ったのですが上手く写真が撮れなかったので、パッケージと中身は「徒然なるままに」の写真を参考にして下さい。
味の方は懐かしくなるというか、昔ながらの純粋の飴ですね。余計な添加物が入っていない分、後味まですっきりとしていますよ。
その六道の辻の角にあるのが西福寺。現在は浄土宗の寺ですが、起源は古く平安時代の初めに弘法大師が建てたという地蔵堂にまで遡ります。嵯峨天皇の后である檀林皇后がこの地蔵堂に深く帰依し、息子である正良親王が病に罹った際に病気平癒を祈願したところ、たちまちにして治ったという伝説があるところから、子育て地蔵と呼ばれています。西福寺となったのはずっと下って江戸時代になってからの事でした。
この西福寺でも精霊迎えの行事が行われており、期間中本堂には「六道十界図」や「壇林皇后九相図絵」などが掲げられます。そして訪れた時には、参拝者に対してそれらの絵を元にして説法をする「絵解き」が行われているところでした。出来れば私も参加したかったのですが、折悪しく雨が降り始めてしまい、雨宿りをする人達で境内が溢れてしまったために居場所がなくなり、やむなく断念しました。
西福寺を出て六波羅蜜寺へと向かいます。ここでもまた萬灯会として精霊迎えの行事が行われており、信心深い人は、3つの寺を全て回られる様ですね。
右手のガラス窓のところに迎鐘があります。やはりここも六道珍皇寺と同じく綱を曳いて撞く鐘で、同様にかなり重いので上手く鳴らすにはコツが要ります。ただ圧倒的に空いているので、行列が嫌な人はここに来るのが良いでしょう。
ちなみに軒下に人が集まっているのは急な雨が降り出したからで、せっかく地面に蝋燭で描かれた絵も半ば消えかかっています。
本堂では大の字の形をした灯明台が置かれており、また周囲には灯明皿の中に大の字の形に灯心を敷き、それぞれの端に火を灯したものを四壇ずつ百八つ献灯されています。これが萬灯会で、五山の送り火の原型になったと六波羅蜜寺のホームページには記されていますね。
六波羅蜜寺を出た後は、さらに南に下って五条通を目指します。ここでは六道まいりに合わせて陶器まつりが開かれているのです。
陶器まつりとは、文字通り陶器を売るためのお祭りで、五条大橋から東大路通までの間の歩道沿いにびっしりと露店が建ち並び、清水焼を主体として陶器商や陶芸作家が店を出しているのです。
値段は普段よりもかなり安いと言いますが、なるほどピンらかキリまで色々とありますね。やはり、これはと思う物はそれなりの値段が付いていますが、交渉次第では値引きもしてもらえる様ですよ。特に目的が無くても商品を眺めて歩くだけでも楽しいのですが、ここでも生憎の雨に祟られてあまりゆっくりと出来なかったのが残念です。
次の機会にはじっくりと見て歩き、お気に入りを探し出してみたいものだと思っています。
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コメント
こんばんわ。
お久しぶりです。
土曜日にちょうど、新宿伊勢丹の全国銘菓コーナーで、幽霊子育て飴を手にとって買おうか悩んでましたが、買いませんでした・・・
原材料麦芽って書いてありましたが、べっこう飴より香ばしい感じなんでしょうか?
けっこう人気らしく(京都の方が買われるのかな~と思ったりして、この時期だし)残り1個でした。
次に見かけたら絶対購入してみます!
16日の送り火のレポートも楽しみに待ってます!!!
投稿: きょん。 | 2008.08.12 00:15
西福寺の九相図を見てみたいのですが
お迎えの地元の人で賑わっているのでどうしても
入りにくくて、まだ中に入ってことがないんですよA^^;
来年はお精霊さんのお迎えはこちらへ行こうかなぁ。。ヾ(^^;)
投稿: Milk | 2008.08.12 13:42
きょん。さん、
せっかくの機会だし、買えば良かったのに。
この飴は、あまり香りはしないです。
その代わり味にコクがありますね。
甘さはやや控えめで、雑味が無いのが嬉しいです。
あまり過度には期待しない方が良いですが、
この素朴な味わいは、どこか懐かしくなるものがありますよ。
それと、残念ながら今年は送り火を見に行く事が出来そうにありません。
毎年恒例の行事だっただけに残念なのですけどね。
今年はネットかテレビでの鑑賞となりそうです。
投稿: なおくん | 2008.08.12 21:51
Milkさん、
九相図は写真にも少し写っていますが、
窓越しにも見る事が出来ます。
確かにここは余所者には入りにくい感じがしますよね。
でも、入ってしまえばどこのお寺と変わるところもなく、
居心地は悪く無いですよ。
雨のせいで傘を持っていた私はかえって居場所を失ってしまったのですが、
それがなければ絵解きをじっくりと見たいところでした。
来年は是非訪れてみて下さい。
投稿: なおくん | 2008.08.12 21:56