京都・洛東 芦屋小雁個展-思ひ出- ~月真院~
高台寺の塔頭・月真院において、芦屋小雁さんの絵画個展が開かれています。これは小雁さんが月真院の襖絵として「有月東山三十六峰絵図」を描かれた事を記念したもので、襖絵のほかにも蟻と遊ぶ子供の絵など小雁さんの作品が多数展示販売されています。
今回描かれた襖絵は、月真院に縁のある伊東甲子太郎と高台寺党、それに新選組をモチーフに描かれています。
まず十二面の襖に雄大なタッチで月明かりに浮かぶ東山三十六峰の全体図を描き、要所々々に大文字、八坂神社、清水寺などの名所が配されています。そして、画面の右下には伊東甲子太郎と高台寺党の面々、左下には近藤勇を先頭に隊旗を掲げて行進する新選組の姿が洒脱なタッチで描かれています。ただ伊東、近藤、土方あたりは意識して描かれたそうですが、他の隊士達については特に誰という事は考えずに、雰囲気で描かれたとの事でした。
この襖絵はまるで映画の一シーンを見る様で、高台寺党と新選組はそれぞれ画面の中央を目指して歩いており、静かな中にも一触即発の緊迫感を孕んだ作品となっています。
芦屋小雁さんは言わずと知れた喜劇役者で、最近では舞台版の「裸の大将放浪記」に主演されています。「ちりとてちん」では、上方落語四天王の1人「鏡漢五郞」を演じられていましたね。小雁さんは役者になる前には画家を目指しておられたそうで、とても役者業のかたわらに描かれたとは思えない、本格的な作品ばかりですよ。
会場にはご本人が詰められており、きさくに話しかけてこられます。ツーショットの写真も撮って頂き、おかげさまで良い記念となりました。
月真院は、抹茶付きで不定期公開されているとはいえ、新選組ゆかりの襖絵奉納という場は、組ファンにとってはなかなか得難い機会だと思います。高台寺党が住んでいた部屋に入れる訳ではありませんが、近くに行かれる事があったら寄らてみては如何ですか。
入場料は500円、会期は5月18日までとなっています。
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コメント
なおくんのこの記事が気になって
本日行ってきましたよ(^◇^)
月真院も前々から気になっていたので
一石二鳥でした。
投稿: Milk | 2008.05.15 20:25
Milkさん、
襖絵の感想はどうでした?
小雁さんと会えましたかと聞きたいところですが、
今日だけ居ない日に当たるのでしたね。
私的には雨のせいもあって、庭が今ひとつだったのが残念でした。
ですから、次は紅葉の盛りか、あるいは椿の盛りの頃に行ってみたいです。
投稿: なおくん | 2008.05.15 22:08