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2008年4月

2008.04.25

恋する京都 ロケ地案内~大法院~

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恋する京都のロケ地案内、今回は妙心寺塔頭の大法院です。ここは遊山寺の裏手として描かれており、料理教室や書道教室があった事になっていました。この庭はドラマの中に何度となく登場していますが、最も印象的なのは第2話で高子が掃除をしつつ、志乃と遊心の話に聞き耳を立てるというシーンでしょうか。

本来この庭は右手の入り口から左手奥にある茶室(この茶室もドラマに出てきましたが)に通じる路地庭としてしつられられたもので、右手に見える屋根のある建物は待合いです。ドラマのロケ当時は綺麗な紅葉の季節でしたが、訪れた日(平成20年4月12日)は新緑が始まったばかりで、木々や苔の緑が本来の色を取り戻し始めたところでした。

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この廊下もドラマに何度も登場していますが、板戸や障子がすべてはずされているので、ちょっと判り難いですね。この廊下では第1話で志乃が圭吾を泥棒と間違て取り押さえたり、書道教室に遅れてきた生徒達が走っていましたが、実際にはとても落ち着いた場所で、走ったり暴れたり出来る様な雰囲気ではとてもなく、ドラマのシーンはいかにも場違いという気がします。

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玄関から客殿へと通じる廊下脇にある坪庭です。ここもドラマを良く見ていると、わずかに映っているのが判ります。主として見えるのは吊灯籠と竹の葉なのですけどね。

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ここはドラマには出てきませんが、門から玄関に通じる参道です。この日はまだ枝垂れ桜がわずかに花を残していました。参道脇にはサツキも植えられており、これからの季節さぞかし花が見事な事でしょう。

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大法院は信州松代藩主であった真田信之の菩提寺として、1695年(寛永2年)に創建された寺です。院号は信之の法名に由来しており、松代藩の藩寺として毎年50石の寄進を受け、外護されてきました。その縁で、幕末に洋学の第一人者として活躍し、攘夷志士によって暗殺された佐久間象山の墓はこの寺にありますが、一般には公開されていない様です。

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大法院は普段は非公開で、春と秋の一時期だけ公開されています。拝観料は600円で、抹茶とお茶菓子の接待付きです。今回の特別公開は5月11日(日)までですから、連休の一日に訪れるには丁度良いですね。この庭を眺めながら恋する京都の一シーンに思いを馳せてみるのも一興ですよ。

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