恋する京都 ロケ地案内~GOSPEL~
京都を舞台とした恋する京都ですが、最終回では東京に舞台が移ります。それがレストラン佐竹。圭吾のお父さんが経営するレストランですね。
圭吾は元々父のレストランで働いてしたのですが、祖父が倒れた時に京野菜の畑を継ぐべく京都にやって来たのでした。そして今度は父が身体の不調を訴えたために、東京へと舞い戻ったのです。
ドラマでは一瞬東京タワーが映った後でこのレストランのシーンになっており、如何にも東京で撮影したかの様に見えていました。しかし、実際にはあのレストランの建物は京都にあったのです。それがこのGOSPELで、住所を記せば「京都市左京区浄土寺上南田町36」、判りやすい目印から言うと銀閣寺のすぐ近く、「おめん」の斜め向かいになります。
GOSPELは、20世紀の日本に数多くの西洋建築を残したウィリアム・メレル・ヴォーリズの流れを汲む建物の様です。この建物が出来たのは1982年の事で、その何年も前にヴォーリズ本人は亡くなっているのですが、後を継いだお弟子さん達が設計したらしいですね。
なんと言っても、赤煉瓦の塀とこの三角屋根が洒落ています。周囲は住宅街で、こんなところに立派な洋風建築があるとはと驚かされるのですが、これだけ本格的だとかえって違和感を感じませんね。
ドラマにおいて東京タワーから切り替えのシーンで、圭吾が歩いていたのがこの道です。GOSPELの南側の道で、確かにここだけを見せられると東京と言われても判らないですね。なお、志乃が圭吾を訪ねてきた時にも同じ道を歩いています。
GOSPELはカフェ兼パブであり、午後12時から午前0時まで営業されている様です。と書き方が曖昧なのは入った事がないからで、確証を持てないで居るのです。ここには2度行っているのですが、1度目は営業時間の変更、2度目は全館貸し切りの為に入る事が出来ませんでした。ネット上の情報に依れば、店内の調度はドラマに出てきたとおりの洒落た内装になっている様ですね。
また、津田陽子さんのロールケーキ「フロール」が食べられる事でも、スイーツ好きの間では知られている様です。ただし、曜日限定とか電話予約が必要とかの情報もありますので、ロールケーキ目当てで行かれる場合は、あらかじめ電話で確認される事をお勧めします。
さらには、1階は「迷子」というアンティーク兼喫茶店の別の店の様ですね。このあたり、実地に見分出来てないので、あいまいな情報ばかりでちょっと申し訳ないです。またいつか入る機会があれば、内部のレポートをアップしたいと考えています。
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