京都紅葉事情2007 ~西加茂 西方寺・正伝寺~
京都西加茂で見つけた紅葉です。まずは西方寺から。
西方寺は来迎山と称する浄土宗の寺院です。正式名を大船院西方寺といい、五山送り火の一つ、舟形と縁を持っています。8月16日の夜に舟形の火が落ちた後、この寺で鉦や太鼓を使って念仏を唱えるという六斎念仏(重要無形文化財に指定)が行われるのだそうです。
などと知った風な事を書いていますが、この寺に寄ったのは偶然の事で、正伝寺に向かう途中にあまりに見事な紅葉を見かけた事がきっかけです。ごく小さい寺なのですが、立派なもみじが何本もあり、その紅葉は素晴らしいの一言でしたよ。
後で調べたのですが、ここは知る人ぞ知る紅葉の名所だった様です。ほとんど近所の人しか訪れないという穴場中の穴場で、観光ルートからは外れている事から、これからもそう多くの人が押し寄せるという事はまず無いと思われます。
また、この寺の墓地には太田蓮月尼や北大路魯山人といった有名な人の墓もある様ですね。ひっそりと佇む小さな寺と思って立ち寄っただけなのに、意外なほどの由緒を持った寺なのでした。これだから京都巡りは止められないのですよね。
その西方寺から北へ行ったところにあるのが正伝寺です。これまでにも何度か紹介した事がありますが、いずれも初夏の事で、秋に訪れるのは私自身始めてだったと思います。
ここはもっともみじが多いと思っていたのですが、実際に訪れてみると意外な程に少ないですね。特に石段のあたりには沢山あると思い込んでいたのですが、実際には左右に一本づつあるだけでした。色付いていたのは向かって左側のもみじだけでしたが、ご覧の様に比叡山の借景に彩りを添えています。
庭園の奥にももみじがあるのですが、この日はほんのりと色が変わり始めただけという状況でした。この木が色づくと結構映えると思うのですけどね、今頃はどうなっているでしょうか。
山門脇の駐車場には大きなもみじがあり、これは綺麗に色付いていました。ただ、木の下には物置が置いてある様な状態で、紅葉を鑑賞する様な環境になっていないのが残念でしたね。この他に、参道沿いに何本かのもみじが色付いており、決して華やかとは言えないものの、それぞれの場所で個性的な色を見せてくれていましたよ。
この寺のご住職の仕業でしょうか、玄関に置かれていた葉っぱで出来た草履です。山に住む妖精のための草履なのでしょうか、こういうのを見るとなんだか嬉しくなりますね。
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コメント
赤と黄色のコントラストがキレイですね~
京都でもまだ知られていない名所ってあるんですね。
自分の足で探さないとダメって事でしょうか?
一番最後の写真の、葉っぱの草履が可愛かったです(^^)
投稿: crescent | 2007.11.30 20:54
crescentさん、コメントありがとうございます。
ねえ、見事な紅葉でしょう?
この写真では本物の美しさには遙かに及ばず、
生で見ると本当に息を飲む様な光景でしたよ。
こういう場所と出会うには、やはり歩くか自転車で回るのが一番ですね。
めったにはないけれど、
時として思わぬ場所ではっとする様な紅葉や花と出会う事があります。
京都巡りの王道ではありませんが、醍醐味の一つではありますね。
最後の草履は山寺らしい遊び心に溢れていて、
とても気に入りました。
こういう草履を履くのは、いったい誰なのでしょうね。
子供の姿をした山の精とか、座敷童とか。
あるいは河童かな。
色々考えると楽しいですね。
投稿: なおくん | 2007.11.30 23:02